ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(3/13/夜)ー

悠「昨日から痛い」

ともき「お前はいつでも痛い人、だろ?」

悠「そう褒めるなよ」

ともき「褒めてねーし」

悠「でもな。千夜には蹴られるし、ゆえにも殴られるし」

海「蹴られたんは知らんけど、殴られて当然やと思う」

悠「焼きそばと比べただけなのに」

ともき「相当の馬鹿だろ」

悠「焼きそば美味しいじゃん!」

海「せーのっ、てりゃっ!」

グキッ!
悠「にっ!!」

ともき「面白い角度に首が曲がったな」

悠「首はやめろ!首は!本気で痛いだろ!」

ブンッ!
ひゅっ……

海「やん♪」

悠「おのれかわしやがって……!」

ともき「っていうか、痛いだけなのか」

悠「首より上は基本的にどこも凄く痛い」

ともき「じゃあ、首より下はどうなってもいいんだな」

悠「いや、首から下も痛いし、とくに危険地帯があるし」

海「なでなでしたげよか?あっ、余計に腫れあがって……」

悠「……」

ブンッ!
ひゅっ…

海「やん♪」

悠「ええい、ちょろちょろちょろちょろとー!」

ともき「いや、当たったら相当痛いだろ思いっきり拳握ってるし」

悠「女の子がこんな下品なこと言っちゃ、メーなの!」

ともき「気色悪い」

海「どんまい、どんまい」

悠「なんでお前に慰められてる。」

海「お礼はハグでええで♪」

悠「剥ぐ?爪でも剥いで欲しいのか?」

海「そういうん嫌いやわ」

ともき「好きな奴はいないと思う」

悠「久秀は笑顔でやりそうだけどな。爪剥ぐ側」

ともき「剥がれる側は悠か?」

悠「容易に想像出来ちゃうからやめてくれ。」

海「普段どんな生活しとるん?」

悠「あー……普通に?のんびり?わっはーライフ?」

ともき「わっはーライフってなんだよ」

悠「こう……わっ波ーーって感じかな!」

ともき「何を出した何を……」

海「中二病は将来的に黒歴史として記憶にこびりついてくるで?」

悠「いいんだよ。一生中二病だから」

ともき「治す気ゼロか」

悠「治らないの。」

海「センセ、お薬お願いします」

ともき「粉薬二倍の量出しときますね。」

悠「錠剤がいいです」

ともき「水無しで粉薬のめ」

悠「なにその拷問。そんなんだったら注射してくれ」

海「やめてーや。ゾッとする」

悠「なに怖いの?」

海「好きではない」

悠「……ソウの映画で注射器山の中に落されるってシーンが」

海「やー!」

ドッ!
悠「痛っ!?脛を蹴るなッ!」

海「ゾッとするこというなっー!」

ともき「はぁ……子供レベルなんだよな」

悠「子供心を忘れない大人ですっ!」

ともき「うるせぇよ」
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