ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(2/26/夜)ー

悠「どうしようか。」

ともき「聞きたくないけどどうした?」

悠「お腹すいたんだ」

ともき「チッ!」

悠「チュ♪」

ともき「舌打ちに投げキッスを返してんじゃねぇ!!」

悠「されるばかりだと気が引けるから」

碧「最悪の仕返しだな」

悠「今日帰り際に歯がとろける程のキスをしてやるからな」

碧「口内が腐るからやめろ」

悠「お前らっておれの口内をなんだと思ってんの?」

ともき「病巣」

悠「はぁー!はぁー!はぁぁー!」

ともき「息を吹きかけるな」

悠「猛毒の息をくらえぇぇぇ!」

碧「どんどん悪役って言うか醜い魔物になってるな」

悠「……」

ともき「……」

悠「あ、エンジェルブレスだった」

ともき「天使という言葉を冒涜するな」

悠「おれの口からはマイナスイオンがでるんだよ!」

ともき「空気清浄機かお前は」

悠「ひとはただ神と……」

碧「邪神」

ともき「魔神」

悠「か、かっけー!」

ともき「ダメだ。中二病だった」

悠「イエス!アイアム、チューニビョウ!」

金剛「……」

悠「何見てんだゴラァ!」

金剛「たまたま入った瞬間に目があったら怒鳴られた」

ともき「ごめんなさい。心と頭も病気なんですこの子」

金剛「知ってるけど」

悠「知ってるってどういうことだ金剛ちゃんよォ。んー?えー?尻の皮つまんでやろうかぁ?んー?」

ともき「うっとおしいな」

碧「しかもなんだその絡み方」

金剛「尻の皮とか摘まれたら微妙に痛いところがまたいやらしいな」

悠「まぁ、野郎の尻なんて楽しくもなんともないから摘まんけどな」

ともき「摩耶君だったら」

悠「そんなエロい事よく言えるな」

ともき「……イラ」

悠「ムッチュリィ~ともき」

ともき「ブッ殺すぞてめぇ!!」

金剛「落ち着け。気持ちはわかるけど」

碧「あの顔は仕方がない10人中100人が殴りかかる顔だ」

悠「天使のような顔?」

碧「……」

悠「無視はやめなさいよ!無視は!碧ちゃんの感情はどこに落して来ちゃったのかな――!」

金剛「腹減ってるのか?」

悠「そうなんだよ」

ともき「え、なんでわかったんすか?」

金剛「カラ元気と一緒で腹が減ってるときになぜか残った体力を使いきろうとする感じがあったから」

悠「ごろにゃん、ごろにゃん、カルビとローストハラミとたん塩とサラダとスープとごはんが食べたいにゃん」

ともき「フルコースだな。しかも腹立つ態度で」

金剛「別に金さえ払えば何でもいくらでも食わせてやるよ」

悠「悠ちゃん、今、お金ないないなの」

金剛「な」

悠「な?」

金剛「殴りたい」

ともき「好きにしていいですよ」
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