ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(2/21/夜)ー

悠「ほい、土産のスイートポテト」

碧「あぁ、どうも……っで、なんでスイートポテト?」

悠「目についたから」

ともき「目についたからって……」

金剛「悠は衝動買い好きだよな。」

悠「物産展ほど喰い物に金を使う場所は無い」

亮「まぁ、そりゃメインが喰い物だろうからな」

悠「でも、さすがにカニとかは買う勇気がないだよな。カニ大好きだけど」

ともき「そういう時こそ買うんじゃないのか?」

悠「いや、それだったら蟹道楽とか甲羅で喰う。やっぱりいくらSAN値ものでも冷凍よりは生ガニのがいいし」

ともき「産地をSAN値っていっただろいま」

悠「てへっ」

金剛「よくその違いに気がついたな」

悠「ツッコミマスター舐めんな!」

ともき「お前が威張るこっちゃないよな」

亮「はは、ところで食べていいのかな?スイートポテト」

碧「あぁ、今切り分けるよ」

悠「あぁ、おれはいいよ。もう何本か食べたしプリンが待ってるし」

ともき「プリン好きだな」

悠「男の子はプリンが大好きなんだよ」

金剛「俺はそうでもないぞ」

悠「チッ」

金剛「まさかそれだけのことで舌打ちされるとはな……」

亮「プリンも普通に美味いと思うけど」

ともき「まぁ、亮は何気に甘党だからそうだろうけど。金剛さんなんかは見るからに甘党ではないだろうし」

金剛「甘党どころか甘味は極力喰うなと言われてる。気持ち悪い甘味があるプロテインならよく呑まされてるけど」

ともき「逆に身体に悪そうっすね……」

悠「柏何かと付き合ってると健康に害を及ぼすぞ」

金剛「柏はタバコかなんかか」

悠「似たようなもんだ」

亮「悠が毛嫌いするって意味で?」

悠「あー?」

亮「そこまで睨むなよ……。」

ともき「過剰反応し過ぎだろ」

金剛「アレルギー並の反応だよな」

悠「DNAレベルで拒否ってるんだよ」

金剛「酷いもんだな」

悠「アイツの性格のがひどい」

金剛「ははは」

亮「ってか、金剛さんにプロテインとか効果あるの?」

金剛「さぁ……柏が飲ませてるんだから効果ないことは無いと思う」

悠「いや、多分怪しさ満点の得体の知れない薬を摂取させられてるんだよ」

金剛「怖いこと言うなよお前」

ともき「そんな不吉な想像がすぐに浮かんでくるのが怖いな」

悠「じゃあ聞くけど……絶対違うと否定できるか?」

ともき「……」

亮「……」

金剛「……」

悠「ほーら、できないだろ」

金剛「だから、不安になるからやめろって!俺は得体の知れない正体不明感がある物が苦手なんだからっ!」

悠「うひょひょひょっ!」

ともき「いや、金剛さん。それをいったら目のまえにいるコイツが一番のそれですから」

亮「得体の知れない正体不明感があるもの……。たしかに」

悠「うひょひょ……って、んだとこの野郎っ!」
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