ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(2/18/夜)ー

悠「夜中に降ってたのが雨じゃなく雪という恐怖」

ともき「そればっかりだな」

悠「いや、マジで怖かったんだって。また積もるんじゃないかって思うと……」

千夜「確かに雪が積もると迷惑だな。それでもお前は過剰すぎるだろ」

悠「嫌雪家なんだよ」

ともき「嫌煙家みたいにいうな」

拳二「嫌煙、嫌煙って喫煙側からしたらちとひでぇよな」

悠「黙れゴリラ。タバコやめてから口を開け」

拳二「ほほう、いきなり喧嘩売ってくれるなこの野郎」

悠「先に挑発したのはお前だろ!」

拳二「……したか?」

ともき「いや、してないと思います」

悠「にゃんだと!」

千夜「……今のはどう考えてもテメェが喧嘩売った側だろ。」

悠「ばんなかな!」

拳二「今日は一段と情緒不安定だな」

ともき「寒くなるとおかしくなってどういうことなんだか……」

悠「おかしくないよ!」

千夜「狂ってるっていうほうがいいのか?」

悠「それ酷くなってない?」

千夜「ふんっ」

拳二「なんか、温かいもんでもくいにいくか?」

悠「優しくすんな。でも、ネパール料理が食べたい」

ともき「ちゃっかりしてるな」

拳二「ネパール料理て……寿司とかにしようぜ」

悠「温かいものはどこにいった」

拳二「酒」

悠「なるほどな」

ともき「それで納得するのもおかしいだろ」

悠「熱燗で美味い寿司って結構極上な組み合わせじゃね?」

ともき「いや、温かい酒じゃなくて温かい物が食べたかったんじゃないのか?」

悠「呑むし食べるし」

ともき「痛風になれ」

悠「そりゃ拳二だろ」

拳二「俺ぁこれでも健康だからなッ!」

悠「タバコは吸うし、酒は呑むし、腋臭のお前が健康なわけがない」

拳二「ワキガは関係ないだろっ!!」

ともき「悠も十分、不健康な側だと思うんだが……。」

悠「おれは野菜だってなんだって食べるし、タバコは吸わない」

千夜「酒は呑むし夜ふかしはする」

ともき「しかもなんだって食べると言いつつ好き嫌いは多い」

悠「お母さんか?お前らはおれのお母さんなのか?あぁん?」

ともき「訳のわからない切れ方をするな」

拳二「そんなに自身があるなら、今度俺ぁと胃カメラ呑みに行くか?」

悠「なんでいっぱい呑みに行くか感覚で胃カメラ呑まなくちゃならない」

拳二「いやぁ、俺ぁも健康診断くらい受けとかねぇといけねぇと常々思ってたんだよ。」

悠「それにおれを誘うな、おれを」

ともき「悠は受けない方がいいかもな」

悠「あー?」

ともき「いや、人間じゃないって結果が出るかもしれないだろ」

悠「おれをミハイルと一緒にすんな」

千夜「あのジャリは人間じゃないと結果が出るのか…」

悠「その日の気分しだいで内臓の位置が決まるヤツが人間だとでも?」

拳二「気持ち悪いな、をい……。」
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