ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(2/16/夜)ー

悠「はぁー、毎日毎日寒いな」

白巳「なっ!」

拳二「それは防寒具かぁ?」

悠「白巳は白巳に決まってんだろ。馬鹿」

白巳「ばかっ!」

拳二「じゃあなんで頭に乗せてんだよ!」

悠「フィット感がいいからだよ!」

白巳「よっ!」

拳二「そんなにか、ちょっと貸してみろよ」

悠「ばっちくなるだろ!」

拳二「なんでじゃゴラァっ!」

白巳「きゃっきゃっ♪」

碧「すげぇな。あんなに怒号が飛び交って振り回されてるのに喜んでるぞ」

ともき「アトラクションレベルなんだろうな」

悠「お前が幼女とか頭に乗せたら大惨事だよ!」

拳二「お前だってひとのこと言えねぇだろ!」

悠「そんなことない!」

白巳「ないっ!」

ともき「あるだろ」

碧「大いにな」

悠「そこっ、うるさいぞ!」

拳二「だいたいお前が前前から怪しいんだよ」

悠「なにがじゃい!」

白巳「じゃい!」

拳二「マジでロリコンなんじゃねーかってことだよ」

悠「勘違いするなおれはロリもイケる。ロリコンではない!」

白巳「ロリない!」

ともき「色々と酷い事になってるぞ」

悠「白巳は可愛いなぁ。ほら、ぽーん」

ぽいっ!
白巳「きゃっきゃっ♪」

拳二「あやすの上手ぇな」

ともき「いや、一般的に真上に放り投げるなんてあやし方はしませんから」

悠「一度味をしめると高い高い程度じゃあやせないんだよ」

ともき「怪我してからじゃ遅いんだぞ」

悠「おれの目が白いうちはそんなミスはしない」

ともき「黒いうちだろ」

拳二「お前の眼は黒くも白くもねーけどな」

白巳「ふぁぁ……むっ」

悠「おねむか」

白巳「すぅすぅ……」

拳二「いってるウチにねてるじゃねーか。そのガキ……大丈夫なのか色々と?」

悠「なんの問題もない」

拳二「そうかぁ?」

悠「拳二、発言には気をつけろよ。この子は至って普通だ。ょっと眠たがりで吸血へきがあるだけだ……。余計なこといって傷つけてみろ。テメーとは絶交して事務所に火着けるからな」

拳二「落ち着けや。変なこと言ったのは謝るがお前もお前で言葉に気をつけろよ。俺ぁだからいいけど事務所に火つけるなんて聞くヤツによっちゃてぇーへんなことになっぞ」

悠「ふんっ!」

白巳「すぅすぅ……」

拳二「はぁ、子煩悩ってのは怖ぇな」

ともき「コイツの場合はたまに行きすぎてますけどね」

碧「そもそも子煩悩なのが不思議だ。こんな自分勝手が」

悠「おい、全部聞こえてるからな」

ともき「聞こえるようにいってるんだよ」

悠「にゃにゃにゃー!」

拳二「訂正する頭おかしいのはお前だ」

悠「ゴリラにだけは言われたくない」

拳二「あぁん?」

悠「あー?」

白巳「あー!」

ともき「起きてるし…」
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