ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(2/15/夜)ー

悠「崇嫌い」

ともき「なにぶー垂れてるんだ」

ゆうな「いじめられたんだよね。可哀想に」

悠「うるへー」

金剛「娘に慰められてるって情けないな」

悠「うるへー」

摩耶「同じ事しか言ってないね」

悠「さるえー」

ゆうな「あ、当たりが出た」

ともき「当たりがさるえーってなんだよ」

ゆうな「さぁ」

ともき「お前ホント父親に似てきたな」

ゆうな「やった!」

金剛「本人にはプラスらしいぞ」

ともき「……」

悠「ちくしよー、なんとか崇をぎゃふんって言わせられないかな」

摩耶「実際にぎゃふんっていってる人って見たことないけどね。」

悠「うるへー」

金剛「また戻ったな」

悠「でかい癖に細かい事をいってんじゃねーぞバーカ」

金剛「今のはただ全力で悪口言ったんだよな」

ともき「ですね。」

ゆうな「悪気はないんだよ?」

金剛「どう考えても悪意しかなかっただろ」

摩耶「まぁまぁ、悪意があったかなかったかは本人に聞いてみようよ」

金剛「どうなんだ?」

悠「ないこともなかった」

ブォンッ!
チリッ…
悠「ひっ!」

金剛「避けやがったか」

悠「お前やめろよ!?丸太が飛んできたかと思ったぞ!!」

ゆうな「仲いいね」

摩耶「でしょ」

ともき「仲いいって何なんだろうな」

ゆうな「哲学?」

ともき「そうじゃなくてだな……。」

悠「金剛はなんだかんだで手を出さない人だろ!」

金剛「悠には手を出す人にチェンジだよ」

悠「ひどいわ!女を打つ男はサイテーよ!」

金剛「お前は女じゃないだろ」

悠「当たり前だろ。」

金剛「……」

摩耶「じゃあ悠君は打たないの?」

悠「いや、そんなこともない」

ゆうな「サイテーだ!」

悠「んー、まぁでも褒め言葉として受け取っておくよ」

ともき「そこには言い訳とか無しか」

悠「言い訳も何も……おれは無抵抗で久秀や神姫と対等に居られる自信がない。やらなきゃやられる。そういう相手だし」

摩耶「抵抗しても対等なの?」

悠「……抵抗しても格下かな。おれが」

金剛「頼む、頼むからもうちょっとしっかりしてくれ。一応俺らのトップなんだぞ……おまえ。」

悠「しっかりしてもな……怖いものは怖い」

摩耶「こんなお父さんを見てどう感じた?」

ゆうな「頑張って支えてあげようって思った」

金剛「しっかりしてるなぁ……。」

悠「おれの娘だからなッ!どやっ!」

ともき「どやっていうな、どやって」
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