ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(2/10/夜)ー

悠「引くほど寒い……」

千夜「まだ、雪があるのもうぜぇな……運転しにくい」

ともき「こういうときは流石にバイクはまずいだろ。すべったらシャレにならないぞ」

悠「千夜のバイクは高そうだもんな」

ともき「そっちの心配じゃねーよ」

悠「いや、千夜本体は多少事故っても多分受け身取れるだろうし」

千夜「まぁ、正直バイクがぶっ壊れる方が精神的にも金銭的にもダメージはデカイな……」

ともき「おいおい、我が身が第一だろ」

氷室「その通りですよ。千夜君」

千夜「氷室さん…」

氷室「まぁ、君のことですからおかしな運転はしないでしょうけれど今は特に気を付けてくださいね」

千夜「はい」

悠「ほんと、そこのやりとりは素直だな」

千夜「年がら年中ひねくれてるお前とは違うからな」

悠「誰の性格が歪み過ぎてて一周して元に戻ってる打とこの野郎!」

ともき「そこまで言ってなかったし元に戻ってもないだろ」

悠「おれは竹を割ったようにスパッとしてるもんな」

ともき「ああ、二つに割れておしまいって意味でな」

悠「そうきたか…」

氷室「お二人はいつも絶好調ですね」

千夜「アホなだけと思いますけど」

ともき「訂正してくれアホはひとりだ」

悠「いえーい、あっほでーす!」

ともき「……」

千夜「いいなら蹴るが……」

ともき「どこかの骨が砕ける程度に頼む」

悠「待て待て、それって結構痛いよ?」

氷室「結構痛い……程度で済むのが悠さんらしいですね。」

悠「いや、訂正するものっそ痛いからやめて!」

千夜「俺は痛くない……気にするな」

悠「ひぇぇ、超ヤバい人の言い草だ!」

ともき「お前も大概だけどな」

悠「でへっ♪」

千夜「キチ○イのじゃね?」

悠「それいっちゃ駄目!」

ともき「あぁ、流石にそれはイヤなんだな」

悠「だれが、キチ○イなんて好きこのんで言われたいと思うんだよ。キ○ガイだなんて嫌に決まってるだろキチ…。」

ともき「分かったら連呼してんじゃねーよ!!」

悠「こういう単語って妙にごろがいいから怖いよな」

ともき「俺はそういう言葉を平然と連呼するお前が怖い」

悠「笑えよベジータ」

ともき「誰がM字ハゲだ!!」

悠「究極の咬ませ犬なんて言ってねぇし!!」

ともき「いってねぇよ!!」

氷室「ベジータファンが聞いたら怒りそうですね」

千夜「よくもまぁ、次から次にこんなやりとりが出来るもんだ……。」

悠「コンビだからな」

ともき「組んでない」

千夜「それは否定できない感があるぞお前……」

ともき「……」

氷室「高校の同級生コンビとか普通にいますからね」

ともき「そのフォローはいらないです……」

氷室「あはははっ」
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