ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(2/9/夜)ー

紅「バレンタインデーが近いな」

悠「そうだな」

紅「あれ……」

悠「なんだよ」

紅「大騒ぎすると思ったのに」

悠「いや、個人的には爆破しやがれイベントなんだが……禅に何かを送るイベントと思えばまた意味が全然がってくるだろ。禅だけに」

紅「え、殴ればいいのか?」

悠「おいおい、会話のキャッチボールができない奴だよコイツ」

ともき「全面的に悠が悪い」

悠「悪くないっ!」

ともき「悪い」

悠「んー……そっか。」

紅「禅になんか送るっていうけど、お前だって何だかんだでもらえるじゃん色々と」

悠「義理と身内からな」

ともき「渡される物に込められた気持ちが分からなきゃ身内と義理の名目から一生変わらないんだろうけどな」

悠「あー?」

ともき「どうおもう?」

紅「全力フルスイングで殴りたい」

悠「いつから紅はそんな意味不明に暴力振るうやつになったんだ……前からか」

紅「そこそこ前からだよ」

ともき「いや、そこを認めるのか?」

紅「まぁ、どんなに意味不明になっても悠よりはましかと思ってるし」

ともき「あぁ、なるほど」

悠「ともきが何で納得してるのか僕分かんないなっ~」

ともき「お前が意味不明だって事に同意してるんだよ」

悠「またまたぁ~ともきったら無理してボケても面白くな・い・ぞっ♪」

ともき「……」

紅「胃に穴があいたり血管ブチ切れないのってどうしてだ?」

ともき「コイツと話しているときは人生の無駄な時間を過ごしてるんじゃなくてストレスに耐えるための試練だと捉えるようにしてる」

紅「ともきは僧になったら悟りとかひらくのが超早そうだな」

悠「なんでだろうな。全力でバカにされてる気がする。」

ともき「少しでもそれが伝わったなら善かったよ」

悠「えっ、そう?へへっ」

ともき「……」

紅「地獄じゃね?」

ともき「地獄を乗り越えた先にきっと天国があるんだよ」

悠「そこまで?そこまで苦痛っすか?」

ともき「言いたくないが、お前の発言はキツイことが多くなってきた。しかも、ただ単にくだらないダジャレとかでだから始末が悪い」

悠「それを拾ってツッコンで笑いに変えるのがともきの仕事だろ」

ともき「仕事にしてもハードワークすぎるんだよ!」

紅「仕事って認めちゃう辺りがともきなんだよな」

ともき「……おれも毒されてるんだな」

悠「取ろうぜ……お笑いの天下」

ともき「やかましいわ」

悠「とりあえずNSCかな」

紅「凄いな引いてないぞ」

ともき「ときどき恐怖を感じるよ……コイツに」

紅「んー、マジでやり合ってる時は俺らをゾクッとさせて普段の時は一般人をゾクッとさせる……あるいみ恐怖の大王だな」

悠「てっててってててっててってって?」

ともき「それはデデデ大王だ。っか、分かりにくい!」
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