ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(1/30/夜)ー

悠「寒っ……誰だよ。あったかくなってるって言ったのは」

ともき「昼間はの話しだろ」

悠「うー……」

ともき「威嚇されても知らんがな」

悠「誰がイカくさいだ」

ともき「お前」

悠「フローラルな香りしかしないもん!」

碧「それはそれで気持ち悪い」

真桜「確かに最近ちょっと目に余る時があるなの」

白巳「なのー!」

悠「おいおい、そんなことないだろう。」

真桜「あるなの」

白巳「なのー!」

悠「……なんかお前ら面白いな」

真桜「あぁんなの?」

悠「幼女にメンチ切られた」

ともき「よかったな」

悠「んー…へへっ」

碧「喜ぶなよ」

ともき「それにしても今日は白巳の面倒を真桜ちゃんがみてるのか?」

真桜「まぁななの。毎日ゆうなとゆえに任せ切りも悪いだろなの」

ともき「ゆうは?」

真桜「いっしょに寝て起きない場合があるから却下なの」

悠「眠り姫か」

真桜「ちっ」

悠「なんで舌打ちされた」

真桜「お目覚めは王子様のキスかなの。そういうプレイかなの」

悠「意味がわかりません」

ともき「分かってるんじゃないのか?」

悠「なんかともきの目まで冷たい」

白巳「ちゅー」

悠「はいはい。たかいたかーい」

ぽーん!
白巳「きゃっきゃっ♪」

ともき「高い高いで投げるな!」

悠「小鳥遊家ではこうなんだ」

ぽーん!
白巳「きゃっきゃっ♪」

ともき「んなわけあるか!」

真桜「落さないならいいなの。本人も喜んでいるしなの」

ぽーん!
白巳「ふぁ……すぅ…」

ともき「おい、投げられながら寝ちゃってないか?」

悠「あー、ゆりかごで揺られると子供って寝ちゃうだろ?」

ともき「揺れてなかっただろ!ただ、ただ浮遊だろ!!」

真桜「普通なら落下する悪夢を見そうな状況なの」

ともき「確かに」

白巳「しゅぴーしゅぴー」

ともき「幸せそうな顔で寝てる」

悠「もうちょっと投げててやろうか」

ともき「やめたげろ」

真桜「たぶん、そのまま寝続けるか、起きたとしてもすぐに喜びだすと思うなの」

ともき「……確かに」

悠「それじゃあ、まあ乗せとくか」
乗せ

白巳「しゅぴぴ……」

ともき「なんで頭に乗せた」

悠「このフィット感がなかなか。」

真桜「気にするななの。みんなそうしてるなの」

ともき「皆してるのか?!あ、そういわれてみたら……ゆえはよく乗せてたな」

悠「ナマケモノの一種なんだよ白巳は」

ともき「蛇だろ!」

真桜「おい、混乱してるぞなの」

ともき「……あっ、人間だろ!」

悠「いや、スタンドである可能性が一番高い」

ともき「誰のだよ……。」
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