ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(1/22/夜)ー

悠「テラ寒」

楓子「素振りなどどうでしょうかやよ」

悠「お前も脳筋タイプだな」

楓子「あはは」

悠「褒めてないかんな」

亮「さむいのもあと三カ月だろ」

悠「その三カ月が地獄だし、まず間違いなく四月だからって寒くない保障が無いし、極寒の二月があるだろうがボケぇ!」

亮「俺、ここまで怒鳴られるような事いったかな?」

ともき「ごめんな」

亮「いや、ともきが謝ることじゃないし」

千草「顔面叩き潰したらいいのよ」

悠「おいおい、お前の隣にいるのちょっと凶暴すぎるぞ」

亮「そうでもないよ」

千草「ねー」

悠「ぺっ!」

ともき「柄悪っ」

千草「昔からよ。そいつの柄と態度が悪いのは」

悠「おれのどこが柄悪いっていうんだ。可愛いだろ」

千草「可愛いって言葉に謝りなさい」

亮「文字に対する謝罪」

悠「豚肉とかキャベツとか」

ともき「それは食材だ」

悠「むっしゅむらむらっ!」

千草「ちっ」

亮「あんまり舌打ちしない方がいいぞ」

千草「大丈夫、ちゃんと相手は選んでるから」

悠「おれはしていい相手か」

千草「もちろん」

ともき「ってか、され慣れてるだろ」

亮「まぁ、悠ならいいかっていう部分があるから否定できないんだよな」

悠「お前ら全員まとめて生魚投函してやるからな」

ともき「生臭い嫌がらせするな!」

千草「まぁ、今の時期なら腐りはしないだろうけど」

亮「いやいや、そうじゃないだろ。」

千草「どうせなら北海の幸をクール便で送りなさい」

悠「お中元か!おれが欲しいわ!」

千草「はい」

悠「ポケットティッシュならおれも持ってるよ!しかもデリヘルのだぞコラ!」

ともき「何に対して威張ってるのか分からん」

亮「悠がティッシュ持ってたことに驚いたが……デリヘルっていうので妙に納得できた」

悠「でも、配りのねーちゃんに渡されただけであって電話はしてないからな。誤解するなよ」

千草「してようが、してなかろうが評価は同じよ」

悠「なんか納得できん」

ともき「最低値ってことだろ」

悠「おれと喧嘩したいらしいな」

千草「なに?治ったばかりの腕を折りたたまれたいの?」

亮「やめろって……悠も千草になんかしたら俺も黙っちゃいないぞ」

悠「おれが悪者かよ!」

ともき「悪者だろ……」

悠「そういうけどな、やりあった場合、どんな結果になろうと怪我の重度はおれの方が高いんだからな」

千草「利き腕くらいは残したげるわよ」

悠「四肢のうち三肢は潰す気かよ!!」

ともき「……なぁ、亮。」

亮「……なんだ?」

ともき「お前が守ってもらう立場なんじゃ……」

亮「言わないでくれ……」
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