ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(1/21/夜)ー

悠「めっ、めっちゃ雪ふってりゅぅ~!」

ともき「やかましいわ」

悠「いや、コレヤバい……本気で寒い」

紅「身体あっためるか?」

悠「……どうやって?」

紅「殴り合い」

悠「壁でも殴ってろ」

紅「いや、そんなつまらないことしてもなぁ」

ともき「楽しかったらやってるんだ……」

寅「サンドバックなら何時間でも叩き続けれるけどな」

悠「はぁ……女の子とか抱きしめてあったかくなりたい」

ともき「頼んでみたらどうだ?」

神姫「……」

悠「抱きしめた瞬間、何かしらとてつもなく痛い事になるからちょっと……」

神姫「優しく抱き返してあげるわよ……首を」

悠「聞こえてらっしゃった!?」

ともき「痛くは無いってよ」

悠「そんかし多分頸動を押さえられるか、完全に呼吸が停止するかの二択なんだけど」

紅「頸椎をねじ切るってのも有りじゃね?」

寅「グチッ……とな。」

悠「お前ら怖いからやめれ。」

神姫「マティーニちょうだい」

碧「はいはい」

悠「おれも身体あったまるのくれ」

碧「ほら、スピリタスとジョッキ」

悠「喉が焼け焦げるわ!」

神姫「それ、美味しいの?」

悠「酒の味としては甘い」

ともき「甘いのかコレ……」

悠「地の味は甘いんだけど度数が95オーバーしてる時点で舌触れたら刺激が強すぎて痛いとか熱いとかの状態になる。だから、ストレートで飲むにしても本当はショットグラスで一気に飲みこむのが常識だ」

紅「でも、悠はグラスで飲むんだよな!」

悠「だから、無理だっての!普通にこれは火つくんだぞ!」

寅「身体あったまるだろ」

悠「もだえるわ!」

神姫「マティーニはやめてショットグラスちょうだい」

碧「どうぞ」

悠「おれにもくれ」

碧「グラス置いてあるだろ」

悠「ショットグラスを寄越せと言ってるんだ!さもないと舌ねじ込んでハード系のBL本みたいな事するぞゴラァ!」

ともき「お前……そういうこというの本気でやめろよ」

碧「引くわ……。」

悠「冗談だよ。でも、ともきとなら……全然やれる、と思う」

ともき「嬉しくもなんともねぇよ!」

紅「本気で気を付けた方がよくね?」

寅「アイツはマジで危ないからな…」

悠「お前らの危なさに比べたら大分マシた」

ともき「そうでもねぇよ」

悠「あじゃぱー!」

神姫「んっ……けほっ。キツイわね……っていうか、味が無い」

碧「アルコールだからな……。」

澪「常識的には、炭酸飲料か果汁で薄めて飲みます。トニックウォーターで割って、ウオッカトニックにするとか、トマトジュースで割ってブラディマリーにするとか、ライムジュースとソーダで割ってウオッカリッキーにするとかで飲む方がいいぞ」

悠「こうやってカパッと流し込んで一気に水をのんで楽しむんじゃないか?」

澪「違う」

ともき「やっぱりお前はどこかおかしいんだな」

寅「頭だろ」
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