ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(1/18/夜)ー

悠「痛い」

鈴猫「ど、どしたの?包帯増えてない?」

悠「紅と千夜に殴られ蹴られした」

ともき「あのあと結局ドロップキックしたのか」

悠「あれ、なんでドロップキックしたってしってる?」

ともき「優日が言ってたんだが……当たったんだな」

悠「アイツはアイツで先見ができるのか……」

鈴猫「なんでそんなことを……」

悠「わからん」

鈴猫「えぇ、自分でやったのに?」

後楽「男ってのはそういう時があるもんだよ」

悠「やかましいぞ狸ジジイ。皮剥いで鍋で煮込むぞ」

後楽「兄ちゃん……おじさんは食べるのは好きだけど食べられるのは嫌だぜ」

悠「食べるわけ無いだろ即廃棄だ」

ともき「なんで料理の過程を施した……」

悠「ただで殺すのは勿体なさすぎる。全力で痛めないと」

鈴猫「えぇ……」

後楽「はっはっはっ、冗談が上手いんだからよぉ」

ともき「方や本気で殺意を振りまくほど闇を持ち、方や面の皮が厚過ぎてそれも通じない」

悠「ミハイルと後楽の図々しさは世界を傾かせるレベルだ」

後楽「そんなことねぇよ。精々一家をおとりつぶし程度だぜ」

ともき「それはそれで十分に凶悪だ……」

悠「疫病神!」

後楽「狸だよ」

悠「ちくしょー!」

鈴猫「お、落ちつこうよ?ね?」

悠「お乳つく?喜んで」

鈴猫「いってないよ?!」

後楽「じゃあ、年長者順だな」
わきわき

鈴猫「ひっ……」

悠「鈴猫に触れたらカチカチ山を味合わせるぞ」

後楽「狸虐待よくない」

悠「婆さん殺した上、その肉を鍋にして爺さんに食わしたんだぞ。背中焼かれてカラシ塗られて海に沈められても仕方ないだろ」

ともき「それだけ聞くとえげつない話しだよな」

鈴猫「ほんとに」

悠「昔話なんてそういうものだ。」

後楽「ああいう話しは、因果応報。悪いことはしちゃいけねぇって戒めのもんがおおいからな」

ともき「それが分かってるなら生き方を改めろよアルカホリック破戒僧」

後楽「人間の話であっておじさんは狸だし」

悠「いいよな?もう殴っていいよな?」

ともき「……良いんじゃないかな」

鈴猫「良心の砦が崩れちゃった?!」

後楽「乱暴はよくないっていってやってくださいナ。お姉さん」

揉みっ
鈴猫「ひっ……きゃぁっ!!」

ドッゴンッ!
後楽「ごぶはっ!!!?」

悠「ナイス八極」

ともき「すげぇ……吹き飛びながら身体がひんまがってた」

鈴猫「あっ……」

悠「鈴猫、ありがとう。すっごくすっきりした。」

鈴猫「え、あーっ、えへへ?」
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