ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(1/9/夜)ー

崇「お前、学校辞める予定は無いか?」

悠「……なにケンカ売られてるの?」

紅「……」
スッ

ともき「悠、後ろでおさげの怖い兄ちゃんがバット抜いたぞ」

悠「辞める予定は無い」

崇「そうか。」

悠「なんなんだ」

崇「いや、S・ウルフで経営していた店がひとつ開いてなお前が学校辞めるんならオーナーをさせようかと思って」

悠「いっぱいいっぱいだよ馬鹿野郎!」

紅「ふっ!ふっ!」
ブォン!ブォン!

ともき「フルスイングし始めたぞ」

崇「まぁ、半分は冗談だ」

悠「つまり半分は本気なんだろうが!」

紅「悠、表でようぜ」

悠「お前はお前ですぐに臨戦態勢になるなっ!」

紅「こういう時くらいでないと悠とケンカできないだろ」

悠「お前なぁ……」

崇「どうしてもしたかったら俺が立ちあってやる」

紅「崇さんっ!最高っす!」

悠「やめい」

崇「まぁ、せめて怪我が治ってからにしとけ」

紅「うっす」

悠「おれは絶対にYESっていわねーからなっ!」

ともき「元気だなぁ明日から寒くなるって言うのに」

悠「いやぁ、聞きたくない!」

崇「また冷えるのか」

ともき「えぇ、三連休は寒いらしいです」

紅「そういうの聞くと温かい場所に行きたくなるな」

悠「南国か」

ともき「ハワイとか?」

崇「そういえばお前は行動力あるのに旅行とか行かないな」

悠「おれは地域密着型だからな。真桜たちもそこまで出かけたがるタイプじゃないし」

紅「もしかして旅行とかいったことないんじゃね?」

悠「ないな。おれは行きたくない系の人間だし……でも、ゆうな達はちょくちょく優日やらなんやらと遊園地とかいってるみたいだ」

ともき「投げっぱなしか」

悠「おれだってちゃんと遊び相手にはなってるよ」

崇「遊んでもらっているの間違いだろ」

悠「あー?」

紅「んー?」

ともき「面白いな」

六花「オッス」

紅「うっす」

崇「おう」

ともき「お久」

悠「二回いってみ」

六花「ん?」

悠「オッスを二回」

六花「オッスオッス」

悠「そのあと「みんなのアイドルリッカだよー」って」

六花「オッスオッス、みんなのアイドル六花だよー」

悠「……ちがうなぁ」

六花「やらせといてなんなのさー!」

ともき「ってか、よくやったな……」

紅「~~!」

ともき「紅は爆笑してるし」

悠「いや、似てるかなと思ったけど似てないな」

六花「なんか分かんないけど辱められた」
76/100ページ
スキ