ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(1/8/夜)ー

悠「痛っっ……うー。」

紅「うっす」

悠「ちぇき」

紅「なんだ、シップ張り替えてるのか」

悠「おう。ちょっと痛くてな」

ともき「シップって効果あるのか?」

悠「しないよりマシ程度にな」

紅「まー、打ち身じゃなく骨だしな」

悠「全くだ。左腕は大分マシになってきたのに」

ともき「手の平は?」

悠「見てみるか気持ち悪いけど」

ともき「見せんでいい」

紅「とりゃ」

ぺしっ!
悠「ぎゃぉぉぉっ!?」

ともき「なにしてんだ……」

紅「いや、本当に痛いのかと思って」

悠「痛いよ馬鹿!何してくれてんの馬鹿!」

紅「あはは。すまんすまん」

悠「笑いごっちゃねーぞ」

崇「なにをやってる」

紅「お疲れ様です!」

悠「おい、崇おまえの部下はアホだぞ!」

崇「そうか」

悠「……って、それだけかい!」

紅「どんまい、どんまい」

悠「なんで原因のお前がおれを励ましてるの!」

紅「~~!」

ともき「そして大笑い」

崇「ははは」

悠「お前まで笑ってんじゃねーぞ!」

崇「お前は笑われるのが趣味だろ」

悠「「笑わせる」のであって「笑われる」のは違う」

崇「お前は後者だと思うぞ」

悠「なんだと!」

紅「……」

コッ…
悠「んぎぃぃぃっ!」

ともき「バットで頬を突くのはやめたげろよ」

紅「いやぁ、止めないと崇さんに飛びかかってたかもしれないし」

悠「飛びかかるか!」

崇「あはは」

悠「ご機嫌に笑うな!」

崇「いやー、お前を見ていると本当に愉快だ滑稽で」

悠「ひと言多い!」

紅「なんかあったんすか?」

崇「少しな。騒ぐようなことじゃないがここいら(池袋周辺)で好き勝手されると目ざわりだろ」

紅「なんだったら俺が行きますよ。全然ヒマなんで」

崇「必要な時は真っ先に声をかけてやる」

紅「ういっす!」

崇「悠もな」

悠「おれを巻き込みなさん南天のど飴!」

ともき「……」

悠「今のはおれが悪かった」

ともき「そうだな」

崇「この街が壊れたら……お前も困るだろ」

悠「困るけど壊れるような大事になるならおれを関わらせるなって話しダーマ神殿!」

ともき「悠、痛い」

悠「見てみろ終いには相方に痛いって言われ出したぞ」

崇「知るかマヌケ」

ともき「相方でもないしな」

悠「……」

紅「どんまい、どんまい」

悠「うるへー!」
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