ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(12/22/夜)ー

悠(女)「クリスマスシーズンシーズンてふざけてるうちに本当にクリスマスが目のまえに来てるぞ」

ともき「別にふざけてはないけどな」

ゆうな「サタンに願いをいって儀式を行うんだよね」

ゆえ「えろいむえっさいむえろいむえっさいむわれはもとめうったえたり……」

ともき「サタンを召喚する気満々だから間違っては無いんだろうな」

悠(女)「ぱらんがぱらんが僕らの悪魔くん♪」

ゆえ「しょうかんできるの……?」

悠(女)「召喚はできないが連れてくることはできるぞ」

ともき「何を」

悠(女)「悪魔」

ともき「……お前の交友関係が怖い」

悠(女)「エロ親父なだけなんだけどな。メフィストっていう」

ゆうな「柏さんも悪魔なんでしょ?」

悠(女)「コラっ!柏なんかに「さん」を付けるんじゃない!ボケッてつけろ」

ともき「そっちかよ。ってゆうか、「ボケ」って着けるのがおかしいだろ」

悠(女)「「ば」をつけて「ばかしわ」でいいか」

碧「本当にひとを小馬鹿にするのは天才的だな」

悠(女)「上には上がいる。ミハイルなんかそこでいるだけで馬鹿にされてるって気分になるだろ」

ゆうな「あの人は宇宙人なんでしょ?」

悠(女)「人間ではないのは確かだ」

ともき「おいおい」

悠(女)「でも、妖怪扱いとかしたら妖怪が起こってくるから駄目だぞ」

ゆうな「はーい」

ゆえ「はーい……」

ともき「妖怪にも否定される人間て哀れだな」

碧「っていうか、クリスマス前になんなんだこの話題。」

悠(女)「いつものことだろ」

ゆうな「でも、サタンに会いたいよね」

ゆえ「ねー……」

ともき「いや、サンタな。サタンじゃなくて」

崇「ずいぶんとおかしな話をしているな」

悠(女)「崇」

王「やっほー」

悠(女)「げっ…悪魔がいたわ」

王「あれれー、悠たんかと思ったらゆうちゃんだった。」

ゆうな「ゆうたん?」

王「そそっー、悠たん。」

ゆえ「ゆうたん……」

ゆうな「ゆうたん、ゆうたん♪」

ゆえ「ゆうたん、ゆうたん……♪」

悠(女)「なんか知らんが娘が共鳴してしまった。」

崇「相変わらずおかしな一家だな」

悠(女)「可愛いの間違いだろ」

王「うんうん、かわいいねー」

悠(女)「……」

ともき「顔ひきつってるぞ」

悠(女)「王にいわれると……怖い」

王「怖くないわん」

ゆうな「わんわん」

ゆえ「にゃーにゃー……」

王「ははっ。面白いねん。この子たち~」

悠(女)「うぅ……なんかどんどん寿命が縮んでいく」
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