ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(12/20/夜)ー

悠(女)「うー、寒い……」

ゆうな「お母さん死なないで」

悠(女)「厳しいな」

ともき「それだけ図太い神経してる奴はしなねぇよ」

悠(女)「蜘蛛糸のような神経なのに」

ゆうな「お母さん蜘蛛糸って超頑丈なんだよ」

悠(女)「だからいったんだよ」

ゆうな「お母さんさっすがぁっ!しなやかに強靭!」

悠(女)「よーし、よし、かわいいなぁ。」

ともき「親バカっていうかバカ親子だな」

碧「ほんとにな……」

悠(女)「ゆうなはきっと大物になるな」

ゆうな「老岩龍くらい?」

ともき「何故にラオシャンロン……」

悠(女)「心意気はそれでいいと思う」

ゆうな「なるほどー」

悠(女)「見た目は今のままでも十分可愛いしな。」

ゆうな「えへへ」

悠(女)「あー、ぺろぺろしたいわ」

ゆうな「やめてね」

悠(女)「……」

ゆうな「……」

悠(女)「お風呂に入る寸前にこう一回だけ……」

ゆうな「やめてね」

悠(女)「娘のガード堅いわ」

ともき「お前は娘になにさらすきだよ」

悠(女)「ぺろぺろ」

ゆうな「本当にやりかねないからねぇ」

悠(女)「ゆうながそのくらい可愛いってことさ」

ともき「可愛いからぺろぺろって方程式が分からん」

悠(女)「食べちゃいたいくらいってことさ!」

ゆうな「ハンニバル?」

悠(女)「レクター博士……って、誰が食人鬼だ」

ゆうな「食べないでください」

悠(女)「食べねーよ。まぁ、今は」

ともき「さらっと怖いこといってんじゃねーよ」

悠(女)「いや、性的な意味で」

ともき「もっと最低だ。」

悠(女)「ゆうな、おいで髪を結い直してあげよう」

ともき「無視か、おい」

ゆうな「してして~」

悠(女)「このお団子ツインテはほんとコツがいるなぁ。お前ならストレートでも可愛いのに」

ゆうな「これがあたしのアイデンティティ」

悠(女)「この毛玉がなぁ」

ゆうな「毛玉いうな!」

悠(女)「自分の名前は?」

ゆうな「ゆうなっ!」

悠(女)「いっひっひ、かわいいわぁ」

ともき「駄目だコイツ、早く何とかしないと」

碧「手遅れだろ」
54/100ページ
スキ