ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(12/14/夜)ー

窈「はぁ、年末に近づくと本当に忙しいな」

悠「ふーん」

窈「興味ないね…?」

悠「うんっ♪」

窈「これまで聞いたことないくらいいい返事された」

ともき「悠はアイドルとかはノータッチだもんな」

悠「昔アンダーグラウンドのアイドルのトラブルは解決したことあったけどな」

後楽「触れない遠くの美人より、触れる身近な女が良いよなぁ」

悠「こっちはこっちでクズだから」

後楽「かっかっ、ひでーなぁ。兄ちゃん」

ともき「まるで気にしてないし……」

窈「アイドルも可愛いもんだよ?」

悠「初音ミクなら好きだ」

窈「それはボーカロイド」

悠「ミクさんは天使だぞゴラァ!!」

ともき「意味の分からないキレ方するなよ」

後楽「おじさんは触れる女性のが好きだな」

悠「さっきも聞いたよボケ。背中焼いてカラシ塗るぞ」

窈「リアルカチカチ山」

後楽「おじさんはあんな事にならないさ」

ともき「頭が良いっていいたいんですか?」

後楽「いいや、薪を背負うなんて働きするわけ無いし」

悠「クズオブニート!」

ドゴッ!がしゃーん!

後楽「おいおい、兄ちゃん。そのタヌキの置物だってタダじゃないんだからポンポン壊さないでくれよ。」

悠「だったら、テメーが素直に殴られろや!!」

後楽「おじさん、痛みを伴うプレイと男はノータッチだから」

ともき「見た目美少女だったら」

後楽「駄目だなぁ。おじさんはしっかり女じゃないと無理。」

悠「みさかえないヤツがなに抜かすか」

後楽「かっかっか、そんなに褒めんなよォ」

悠「ていっ!」

ガスっ!
窈「痛っ?!なんで俺殴られてるの?!」

悠「ヤツ当たりだ!」

ともき「はっきり言い切ったな」

窈「えぇ……」

後楽「兄ちゃん。カリカリしてちゃ身体に毒だぜ。」

悠「おれを怒らせてる原因はお前だけどな」

ともき「普段は周りの人を怒らせてばっかりなのはお前だけどな」

悠「それはご愛嬌ってことで」

後楽「じゃあ、おじさんも♪」

悠「ブッkillYOU!」

ともき「それハマってんのか……」

窈「killYOUは殺す……ぶっ殺すか……わかりにくい」

悠「でもブッ殺すっていうより品があるだろ」

ともき「ねぇよ!」

悠「え~マジィ?超ビックリなんですけどぉ」

ともき「今年今一番ムカついてるかもしれない」

悠「うん、ごめん……今のはおれが悪かったよ……」

窈「はは……」

後楽「まぁまぁ、反省は酒で流そうぜ!」

悠「テメェは禁酒喫煙してハロワ行け」

後楽「……え?」

ともき「素で聞こえてないって顔してるぞ」

悠「ブッkillYOU!!」
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