ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(12/13/夜)ー

悠「はぁー、寒いなぁ。真冬並みだってよ……ははっ、舐めてるよなぁ。マジで寒さをブチころがしたい」

拳二「どんだけぼやいたところて寒いのはかわらねぇぞ」

悠「ひーん!」

ともき「情けないを通り越して……哀れだな」

悠「もういやだー!寒いのは嫌だー!」

千夜「だったらもういっそ引きこもってろよ」

悠「引きこもってたら幼女に叩きだされるんだもん。」

窈「……ぼそ(ありだ)」

悠「黙ってろボケ」

窈「こういう時は聞こえてるんだからなぁ」

悠「でも、酷いと思わないか?普段は鉄砲玉だのなんだの言うくせに。いさせ、引きこもったら蹴りだそうとするんだぞ?」

ともき「間がないのがお前の悪い癖だ」

悠「細かいことが気になるのが僕の悪い癖」

拳二「たらったらったー♪」

悠「テメェは相棒じゃねーよ!」

窈「けどさ、思ったんだけどホットカーペット入れて、暖房入れて、電気ストーブ出してコタツ使ってるのはやりすぎだと思うよ」

悠「寒いんだよ」

ともき「もはやサウナだろお前の部屋」

悠「そうでもないよ。ただこのまえ押し入れの中でカゲコが茹でダコになりかけてたな」

ともき「ちょっとした事故死だぞソレ…」

悠「タコはない」

ともき「他意はないだろ」

千夜「アホが」

悠「ブッkillYOU!」

千夜「あ?」

悠「こんな寒い日はラーメンが食べたくなるよね」

千夜「こっち見るな」

悠「ああん、冷たい」

千夜「冷やし中華でも食ってろ」

悠「いや、出されたら食うけどさ」

ともき「食うのかよ」

悠「おれは真冬でもざるうどん派だしな。そうめんも可」

拳二「せめてあったかいもん食えよ」

悠「食いたいねぇ。湯豆腐とか肉豆腐とかマーボー豆腐とか」

ともき「豆腐ばっかりか」

悠「じゃあ、豆腐ハンバーグ」

ともき「豆腐じゃないか」

悠「豆腐大好き」

拳二「なんでお前って不健全な人間なのに、食いもんは健康的っかなんかヘルシーなもん好きなんだろうな」

悠「誰が動く生殖器でZ指定だこの野郎」

ともき「そこまでいってなかっだろ」

千夜「間違いではないけどな」

悠「呆れるくらいSEXY!痺れるほど卑猥!目を覆うほど快感な残虐アクション!!」

窈「あははは」

悠「笑ってんじゃねーぞ。そこのボケッ!」

窈「だから、俺に対しては酷過ぎるでしょ……」

悠「なんか血が拒絶するんだよ」

窈「血の共鳴とかっていうのは聞いたことあるけど親族に拒絶されるとか言われたよ……」

悠「柏に対しても同じようになる。拒絶し過ぎて半径2、30メートル圏内にヤツいると胃がむかむかするし」

ともき「どういうシステムだよ」

千夜「同族嫌悪かなんかだろ」

悠「あんなのと同族扱いしないで!」

窈「そこは否定するんだな」

拳二「やれやれ、コイツはほんっと親類とは仲わりーなぁ」

悠「梔姐さんとは仲いいし、がりゅーや駒狸さんとだって……」

千夜「女だからだろ」

悠「ああっ。なるほど!」
47/100ページ
スキ