ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(12/11/夜)ー

悠「寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い…………」

ともき「うわぁ…」

鈴猫「でも、凄いよね。道がシャリシャリいってたし」

悠「そんなこというな!寒くなるだろ!そんな幻想ブチころがすぞ!」

ともき「いや、現実だから」

悠「ひぇぇ……」

碧「なんかいっぱいいっぱいだな」

悠「おれと寒さは永遠に和解できないんだよ」

ともき「知らんけど」

悠「あーもー、阿保みたいに度キツイ酒くれ」

碧「業務用エタノールでいいか?」

悠「わーい、純度100%」

ともき「のーめ、のーめ」

鈴猫「飲めるものなの?!」

悠「飲めねーよ」

鈴猫「だ、だよね」

悠「もういいから、暖まりそうなのくれよ」

碧「ハブ酒とかいってみるか?」

悠「下半身中心に暖まりそうだな……くれ。」

ともき「飲むのかよ!?」

碧「まぁ、勧めたから止めはしないが……ほら」

ともき「ちょっと嗅がしてくれ」

悠「ほれ」

ともき「うわ……臭っ!?」

悠「お前、ひとが飲む前に臭いとかいうなよ臭っ!」

鈴猫「自分でいってる」

碧「匂いが分散するからさっさと飲めよ……」

悠「ぐっ……」

ともき「うわ……本当に飲んだ」

悠「はぁー……臭いけど美味いは。もう一杯くれ」

碧「マジか……」

ともき「よく飲めるなホント……」

悠「昔、馬だか豚だか忘れたが、それを漬けた酒を飲んだことがある。あれも臭かったな」

ともき「まて、何をっていうかどの部位を漬けるんだ」

悠「股間だよ。いや、あれは……棒と睾丸両方だったかな。いや、どっちかだけだったかな」

ともき「その時点で飲む気が失せる……」

悠「すっぽんの血とかはすぐにカッカ来るぞ」

鈴猫「うぷっ、気持ち悪くなってきた……」

悠「そんなにおれ気持ち悪いか?」

鈴猫「ちがっ、悠は全然気持ち悪くないよ!」

ともき「いや、気持ち悪いでしょ」

悠「ちなみにおれはすっぽんの血は飲めてもすっぽん自体は食えない」

ともき「なんでだよ」

悠「あのゼラチン質のプルプルした身が気持ち悪い。コラーゲンとかいうけど食えねぇよ」

ともき「血飲めてる時点で気持ち悪いもなにも無いだろ」

悠「いや、おれ意外とぬるぬるぷるぷるが苦手なんだよ。トンカツみたいになってるのなら平気だけど。角煮とか苦手」

ともき「トントロ食ってたよな。ホルモンも」

悠「油が嫌いなんじゃなくてぷるぷるぬるぬるが駄目なの」

ともき「分かんないな」

悠「トマトはダメだけどトマトケチャップは食えるみたいな感じだ」

鈴猫「あぁ……んー?」

ともき「相変わらずびみょーな例えするよな…」

悠「おれは例え名人だろ」

ともき「それはない」
45/100ページ
スキ