ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(12/6/夜)ー

悠「眠れない」

ともき「あったくしてホットミルクでも呑んで静かに目つぶってろ」

悠「具体的かつ優しい言葉をかけられて会話を終わらされた。」

優日「なに?猫の不眠術?」

悠「ベースキャンプれ眠れなくなるヤツな。おれ最初は睡眠無効効果かと思ってた。基本ベースキャンプで回復しないし」

優日「闘技場戦でもこれから絶対に使わないでね」

悠「それは酷い」

碧「っで、眠れない話しは?」

悠「あぁ、そうだった。最近どうも眠りが浅くてな。寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝てなんだ」

ともき「最終的に寝てるじゃないか」

悠「そりゃいつかは眠れるけど、それまでに間が空いてるんだ」

ともき「だから最初に提示しただろあったかくしてホットミルクでも呑んで静かに目をつぶってろって」

悠「ともき、そんなんじゃ何にも面白くないだろ」

ともき「じゃあ眠剤飲んで練炭焚いてろ」

悠「死ぬよ」

優日「ロリともだち?」

悠「クジラックス」

ともき「……」

悠「じゃなくて練炭自殺の話しはやめれ、蜘蛛を思い出す」

ともき「お前が面白くないって言いだしたんだろ」

悠「ひとを眠らせるのは得意なんだけどなぁ」

ともき「どういう意味だ」

悠「そりゃ、首に腕をまわしてキュッと」

優日「眠らせるっていうか落としてる?」

悠「おれは上手だから本当にスッと落とせるぞ」

ともき「自分の首絞めてろ」

悠「一回、ゆえに頼んだが首の骨を折られそうになったからやめた。」

優日「永遠に眠れだね」

ともき「というか、娘に何頼んでる」

悠「いやぁ、あまりにも眠りづらくて。その日は首が痛くて寝られなくなったけど」

ともき「……」

悠「なによそのゴミを見る目は!」

優日「生ごみかな」

悠「産業廃棄物ではないと自負してる」

ともき「ってか、根本的なことをいっていいか?」

悠「なに?おれのことが好きって?」

ともき「ボケ」

悠「すげぇ、たった一言にあらゆる負の感情が詰め込まれていた」

優日「思いを込めた一撃はなにものも吹き飛ばす!」

ともき「っで、いいか?」

悠「どうぞ、どうぞ」

ともき「お前、ただ昼夜逆転の生活してるだけじゃね?」

悠「……」

優日「それだとしたら夜眠れなくて当然だよね。昼間寝てるってことだから」

悠「ぐぅぐぅ」

ともき「コルク抜き貸してくれ」

碧「んっ」

悠「まてゐ!それ刺されたら痛いから!」

ともき「チッ」

悠「怖いわぁー。」

優日「ゆっくり眠れるかもよ」

悠「だから永眠は嫌だっての」
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