ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(11/25/夜)ー

拳二「まいど」

白巳「すぅすぅ……」

悠「チチチイィィッ」

ともき「今の舌打ちどうやった……」

拳二「ほら、舌打ちしたって駄目だぞ。出すもんだせ」

白巳「くぅぅ……」

悠「もってけ泥棒!」

拳二「人聞きが悪いこといってんじやねーよなぁ」

白巳「すゃすゃ……」

悠「もってけヤクザ」

拳二「それなら正解だがよぉ……。っーか、お前頭になに乗せてるんだよ」

白巳「うにゅ……」

悠「スタンドに決まってんだろ!これが石仮面にでも見えるのかテメェ!!」

ともき「例えがおかしいし、スタンドでもないだろ」

悠「いや、頭によじ登ってるなぁと思ったら寝ちゃったからそのままにしている」

拳二「ネコか」

悠「蛇だよ」

ともき「人間だろ」

白巳「ふにゅ……」

拳二「よぉく、落ちねぇな」

悠「筋肉を伸縮させてるんだたよ」

ともき「だから蛇じゃないだろ」

悠「ホワイトスネーク!」

白巳「うしゃしゃ……むにゃにゃ……」

ともき「寝てても反応したぞ……。どれだけ普段から仕込んでるんだ」

悠「わりともの覚えはいいんだ」

拳二「うちの愛より賢いんじゃねーか……もしかして」

悠「なんかいったか?」

拳二「いってねーよ。あむっ……んぁ?」

悠「おい、タバコ吸うなホワイトスネイクがいるだろ」

拳二「一本くらいいだろ」

悠「やかましいおれの眼の黒いうちは娘の側でタバコは吸わせねーぞ」

ともき「もとから黒くはないけどなお前の目は」

拳二「はぁぁ、父親しやがってよォ」

悠「大事に育てて、将来のためにツバつけてるんだよ」

ともき「前半だけなせら良かったのに……」

拳二「お前は別にロリコンだから今でも食べごろだろ」

悠「顔面潰してやろうか。あっ、もう潰れてるか」

拳二「あぁん?」

ともき「まぁまぁ……白巳が居るんでやめましょうって」

拳二「……けど、俺ぁすこし感心してる部分はあんだよなぁ。」

悠「なんだよ、急に…あ、いや……」

ともき「……」

悠「……」

ともき「どうしたんです?藪から棒に」

悠「いいえ、壁から釘です。」

ともき「無理矢理ブッ込ますのやめろ」

悠「それでもやってくれるともきが好き」

拳二「何だかんだでお前のところのガキっーか、娘どもは素直で言うこと聞くだろ。」

悠「まぁ、そうだな」

拳二「俺ぁのしってるガキ何ぞわがままで放題でよぉ……」

ともき「そのかわり屋主たるコイツが酷いですよ?学校には来ないし家のことは放置、酷いときは帰りもしない鉄砲玉」

悠「よくひと息でそこまで人を貶せたな」

ともき「このくらい貶したウチにも入らないだろ」
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