ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(11/22/夜)ー

神姫「気絶したフリするのってどうなのかしらね」

悠「ホントに落ちてたよ」

神姫「どうだか…。」

京「神姫姐は少しやりすぎだ」

神姫「このくらいじゃないとダメなのよ」

京「そうなのか?」

悠「そんなことはない……はず」

ともき「自分でも自信なさげってなんだよ」

悠「いや、どのくらいのもんがほどほどか分からんもんで」

神姫「泣くほど痛い目にぐらいでちょうど良いんでょ」

悠「泣くほど痛い目にあうような行動はとってないはずだ」

神姫「……」

悠「眼だけで圧迫してくるのやめて」

京「悠兄ちゃんと神姫姐は仲がいいなぁ」

ともき「そう見えるんだ」

京「うん」

ともき「そ、そうか」

悠「はは……仲いいかな?」

神姫「私に聞かないで」

悠「えぇ……。そこで拒否りますかね」

ともき「普段の行いのせいだな」

悠「おれの普段の行いが悪いみたいじゃないか」

碧「いいと思ってるのか?」

京「いいと思う!」

悠「……」

ともき「がりゅーを見てて胸が痛くないか?」

悠「摩耶に胸パンされたぐらい痛くなった」

ともき「それは死ぬほど痛いレベルだろ」

悠「外にダメージないのに内臓(なか)をぐちゃぐちゃにされた気分になるぞ」

神姫「悠は一度中と外をぐちゃぐちゃにされるべきなのかもね」

悠「それはただのミンチだろ」

稲葉「治る程度に瀕死になってもらうのが一番よね」

ともき「いつの間に……っていうか、さも当然最初からいましたよ、っなノリで話に加わるなよ」

京「悠兄ちゃんが危ない目にあうなら己が護るから!」

稲葉「あらあら、いいわねぇ」

神姫「その笑顔、気にいらないわ」

悠「おい、稲葉はパンピーなんだからおれみたいなノリで手は出すなよ」

神姫「分かってるわよ」

稲葉「クスクス。悠はやさしーわねぇ」

稲葉「そうだぞ!すごく優しいんだ!」

ともき「この空間こえぇ……」

碧「誰が敵ってわけでもないのにな」

悠「でも、分かるか?この中で痛い目合うとしたら絶対におれなんだぞ」

ともき「それは仕方ないだろ」

悠「仕方ないって何!?」

稲葉「そういうポジションじゃない」

悠「……」

神姫「ふふっ」

京「悠兄ちゃんは人気者だな」

悠「人気者なのか……的なのか……」

京「的?」

悠「なんでもないよ」

なでなで
京「えへ///えへへっ///」
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