ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(11/16/夜)ー

悠「あー…」

ともき「つぎにお前は「寒い」という」

悠「寒い……はっ?!」

ともき「……」

悠「ともき、お前はおれを怒らせた!」

ともき「いや、口を開けば寒いしか言わないお前が悪い」

紅「なんだっけ今のって」

悠「ジョセフ・ジョースターの得意技だよ!相手のセリフを予見する」

紅「まぁ、でも、悠なら当てやすいわな。特に今の時期は」

悠「よーし、じゃあ、予期できないことをしてやる」

ともき「ブリッジでうごめいてエクソシストとかやるなよ」

悠「……やるわけねーじゃん」

碧「間があったな」

澪「やるつもりだったんだろうな」

悠「ち、違うし、ふなっしーの真似するつもりだったなっしー!」

ともき「……」

紅「ごめん、それは俺でも笑えねぇわ」

悠「うっせー!」

ともき「なんなんだ……」

悠「いいもんいいもん、悠ちゃん激おこぷんぷん丸だお!」

紅「うわーブチ殺してぇ」

悠「うん、おれもそう思った」

紅「っていうか、そんなこといってる奴ってマジでいるのか?」

悠「居るんじゃないか?少なくともおれの知り合いには居ないが」

ともき「馬鹿にしてるようだけど」

悠「あー?」

ともき「例えば初音ミクの限定激おこぷんぷん丸バージョンとかあったら絶対手に入れるんだろ?」

悠「そりゃ……もちろん」

紅「お前も大概だよな」

悠「コレクターの性(さが)だよ」

ともき「でも、さすがに自重するときはあるだろ」

悠「…………あるよ」

碧「なんだ今の長い間は」

悠「どのくらいまでなら許されるかの線引きが難しいと思って」

ともき「自重しないでいいな」

紅「そだな」

悠「……こればかりは認めるしかないな」

碧「ちょっとは否定しろよ」

悠「あー、寒い寒い。寒いからあったかいものくれ」

碧「熱湯でも呑んでろ」

悠「おれは僧かなんかか」

ともき「破戒僧だな」

悠「それは後楽だ」

後楽「呼んだかい?」

悠「後楽が死んでくれますように」

後楽「はっはっは」

紅「笑って済ませたな」

悠「くそっ、暴言は馬の耳に念仏かよ」

ともき「狸だけどな」

悠「じゃあ、言い方をかえよう。」

後楽「ん?」

悠「就職しろ」

後楽「おじさん、一流の遊び人だからもう極めてるよ」

悠「だったらとっとと賢者にでもなれや!賢者モードじゃねーぞ!」
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