ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(11/9/夜)ー

悠「そういえば拳二の顔をめっきり見なくなったな……死んだかな」

ともき「お前はもうちょっと言葉を選べないのか?」

悠「……亡くなったかな」

ともき「殺すなって言ってんだよ」

紅「あのおっさんは死なないだろ」

氷室「でしょうね。ただ、ここ最近では死についての話し合いが多いのですか?」

悠「いや、そういうこともないけど」

氷室「そうですか。」

亮「よう」

悠「ちぇき。」

千草「はーい」

悠「……」

千草「なんで、私には挨拶しない?ん?」

悠「亮と同時に入ってきたんだから一回で総合だろ!」

ともき「なにを言い争ってるんだ……。」

亮「はは……はぁ。」

氷室「千草さんはいつでも元気ですね」

亮「まぁ、それが取り柄ですから」

千草「なによぉ、他にもいろいろあるでしょ」

悠「容赦なくサブミッションをハントしてくる」

千草「……」

ヒュガッ!
悠「いででででで!!」

千草「肩逝く?ん?」

悠「ぐんぬっっ!」

紅「人間てあそこまでねじられても折れないんだな」

ともき「いや、普通なら折れるか外れるかしてるだろ……」

氷室「悠さんは身体が柔らかいのでしょうね」

悠「見てないでとめなっせ!!」

亮「千草、やめろって」

千草「折れたらやめる」

亮「らしいぞ」

悠「馬鹿野郎!!」

千草「腕が鳴る~」

ともき「正しくは腕の骨が折れる音が鳴るだな」

悠「冷静に解説してんじゃねーですよっ!」

ずるりっ!
千草「きゃっ……気持ち悪い抜け方したわね」

悠「マジで極めやがってこの野郎!」

千草「野郎じゃないわよ!」

ともき「本当に気持ち悪い逃げ方したな」

氷室「自分で肩を外して抜いたようですね」

紅「アイツの骨ってどうなってるんだろうな」

ともき「たぶん、レゴブロック見たいに突起と凹みがあるんだよ」

悠「関節ガチガチになるだろそれじゃ!」

亮「そういう問題なのか?」

千草「蛇……いや、ナメクジみたい」

悠「なめくじと一緒にすんな犯すぞお前」

亮「ぶっ飛ばすぞ」

悠「亮ちゃんおこっちゃやーよ」

亮「……」

紅「今のは普通に怒るわな」

ともき「当たり前だ」

千草「その前に手足の腱を千切ってやるわよ」

氷室「いやぁ、実に強気で素晴らしい」

ともき「強気ってレベルじゃない気もしますけどね……」

悠「あー……肩痛ぇ」
13/100ページ
スキ