ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(11/7/夜)ー

悠「眠い」

ともき「帰って寝たらいいだろ」

悠「寝たら死ぬ」

ともき「じゃあ起きてろ」

悠「おーい、誰か優しくしてくれ」

千夜「優しく殺してくれ?」

悠「いってないけど死ぬのなら優しく殺して欲しいな」

ともき「なんだよ。優しく殺すって」

悠「あー……痛みを感じる暇もなく木端微塵?」

千夜「木端微塵は痛み感じるだろ」

悠「感じるかな……?」

ともき「やめろよ。そういう話し」

悠「じゃあ、食品偽装の話しでも」

ともき「お前何気にその話し引っ張るよな」

悠「連日ニュースされてるからな」

千夜「腐ってるよな」

悠「千夜ちゃんはお怒り?」

千夜「うちは産地直送なんてものはねーよ」

ともき「でも、逆に言うと全部手作りなんだから、メニューにお手製とか手作りとかつけていいんじゃないか?」

千夜「めんどくせぇ」

悠「おれだってほぼ手作りだぞ」

ともき「じゃあ、そう表記したらいいじゃないか」

悠「してるよ」

ともき「お前との会話は疲れる。」

悠「ボケ防止と思えばいいじゃないか」

ともき「まだ、そんな歳じゃねーよ!」

千夜「ボケ防止よりボケがうつりそうだかけどな」

悠「風邪かなんかじゃないんだから」

ともき「それより性質が悪い」

千夜「インフルやノロなんか目じゃねー性質の悪さだな」

悠「世界に広まる病原菌と同じポジションかおれは」

千夜「お前が死なないのも病気の類かもな」

悠「なんでや……ん?」

ともき「なんだよ」

悠「いや、病気だから死なない。つまりはゾンビ、リビングデッドは病気的なものかもしれない。」

ともき「ゲームの話しか?」

悠「ってことはだ……もしかしてりんね先生はそういう不死身になる病気、あるいは細菌や寄生虫によるものだとしたら」

千夜「こいつは何をいってるんだ?」

ともき「さぁ……?」

悠「一度ちゃんと話しを聞いといた方がいいかも知れんな……メフィのおっちゃんとりんねさんに…………あ、ごめん。なんの話しだっけ?」

ともき「いや、お前が勝手に自分のフィールドに入っただけだろ」

悠「すまんすまん。ちょっと死なないってので気になったことがあってな」

千夜「やっぱりお前なにかそういう病気なのか」

悠「飛躍するのよくない。私ただの人間」

千夜「ちっ」

悠「舌打ちされる理由が分からない」

ともき「まぁ、仕方ないだろ」

悠「仕方ないってなんでだよ?!」

千夜「そういえば、冬限定メニューで鳥の白湯を始めたぞ」

ともき「へぇ、暖まりそうでいいな。食べに行くよ」

悠「へいへいへーい!無視してんじゃないですYO!」

ともき「行かないのか?」

悠「行くYO!」

千夜「うぜぇ……」

悠「うん、今のはすまん」
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