ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(11/4/夜)ー

悠「ぬぁー、三連休でひとごみが半端ないな」

ともき「そうだな。普段よりは多かった」

悠「買い物しようと思ったけどレジの並び見たら嫌になった」

金剛「クリスマスケーキやおせちの予約に奮闘してるんだろ」

ともき「っていうか、悠は別に列に並ぶの平気だろ」

悠「えー、並ぶん嫌いやよ?」

ともき「コミケとかで普通に並んでるだろ」

悠「それは熱意の差が違うから」

ともき「この野郎」

金剛「俺は無理だな。並んでるとイライラしてくる」

悠「そんな事いって摩耶と一緒ならイチイチして延々と並べるだろ。このすけべ」

金剛「俺の摩耶の関係はなんだ……」

悠「えっ……美ショタと野獣?」

ともき「低俗なエロ本のタイトルみたいだな」

金剛「摩耶が聞いたら怒るぞ」

悠「おれは何もいってない」

ともき「お前しかいってないんだよ!」

悠「金剛は摩耶をどう思ってるんだ?恋人?」

金剛「なんでだよ……普通にツレだろ」

悠「ホントかなぁ疑わしい」

ともき「お前の頭の中身が疑わしいわ」

悠「きれいなピンク色してるよ多分」

ともき「ピンクな妄想しかしてないの間違いだろ」

金剛「よく、それだけ上手いこと返せるな」

ともき「好きではやってませんよ」

悠「ホントはおれに抱かれたいと思ってるんだよな」

ともき「ヤマアラシでも抱いてろ」

悠「チクチクするぅ、チクチクするぅ」

ともき「うっとおしい……」

悠「やらせといてソレかよ」

金剛「ってかよお、ともきには女居るだろ」

ともき「え、あ、あはは」

悠「おれも居るしな」

ともき「お前はいらん」

悠「うぉい!」

ともき「金剛さんこそどうなんですか?」

金剛「なにがだ?」

ともき「いや、女性関係とか」

金剛「情勢関係か……」

~~

匣『きひひひっ』

マリアン『フフフフっ』

空『ははははっ』

~~

金剛「……医療関係の女は嫌かな」

ともき「なんか一気に顔が疲れたようですけど……?」

悠「金剛はあれだろ?ボディビルダーみたいなガチムチの女がいいんだろ?」

金剛「そんな趣味ねーよ」

悠「筋肉と筋肉を擦りあわすのが性癖なんじゃ……」

ともき「お前本気で殴られるぞ」

金剛「いつものことだ。いちいち怒らんよ」

ともき「大人だ……」

悠「しかし、金剛の好きな性格は知ってるぞ」

金剛「ほう?」

悠「強気な女」

金剛「あぁ、確かにそうかもな。俺を見てビビらないヤツは好きだな。男女関係なく」

ともき「金剛さんは……まぁ、初見は驚きますからね」
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