ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~9

ーラスタ・ラヴ(10/30/夜)ー

悠「ヒマつぶしにひつまぶしを作るってギャグは流行ると思うか?」

ともき「絶対に流行らないし、そのネタ一回はいったことあるだろ」

悠「二、三回はある気がする」

鈴猫「暇なの?」

悠「暇な様な暇じゃないような感じかな」

鈴猫「そういえば……」

悠「おっ、なんか面白い話があるのか?どんなだ、ワクワク」

ともき「無駄にハードルを上げてあげるな」

鈴猫「ええと、この前お店に綺麗な女性が来てたんだけどコスモスの種をあるだけ買っていったの」

悠「綺麗な人!」

ともき「コスモスの種をあるだけ?一袋とかじゃなくて?」

鈴猫「うん、お店にあるだけ」

悠「どんな感じの綺麗な人だ?」

ともき「お前はそこに食いつきすぎだろ」

悠「他にどこを喰いつくところがあった?」

ともき「コスモスの種をあるだけ買っていった」

悠「畑がha(ヘクタール)単位であるどこかの令嬢かも知れないだろ」

ともき「それでも疑問になることは多々あるだろ」

悠「そうかな。梔子姉さんは仕事しやすいように超耕運機を買ったりするぞ」

ともき「あの人もすげぇ行動派だな」

悠「本業は館長なんだけどな。それより話を戻すがその綺麗なお嬢さんは鈴猫より美人だったか?」

鈴猫「えっ……」

ともき「また答えが面倒な聞きかたしおって」

悠「鈴猫より美人ていうのなら相当なもんだろ。鈴猫より美人でなくても世間一般でいう美しい系だと判定できる」

ともき「一応褒めてるんだな」

鈴猫「褒められてるの?」

悠「鈴猫は美人だといってるのが分からんのか」

鈴猫「っ///」

ともき「もうすこしいい方があるだろ」

悠「まぁ、そんなことはどうでもいいから美人か美人でないかだけをはよ聞かせてくれろ!」

ともき「何弁だ」

鈴猫「えーと……」

ともき「適当に答えてたらいいですよ」

鈴猫「……く、梔さんくらい美人だったよ」

悠「なるほど、絶世の美女レベルか」

ともき「身内贔屓半端ないな」

悠「それは梔姉さんが美人じゃない、と?」

ともき「そうはいってないが…」

悠「ちなみにゆうなとゆえも絶世級だ」

ともき「身内贔屓のなものでもねーなホント」


鈴猫「あはは……ま、まぁ、ゆうなちゃんもゆえちゃんも可愛いからね」

悠「鈴猫ならぺろぺろしてもいいぞ」

鈴猫「それはしなくてもいい」

悠「友利なら今ので一回は絶頂してるぞ」

ともき「いろいろと最低だな」

悠「それでヒマつぶしとひつまぶしの……」

ともき「流行らねぇってんだろ」

悠「手厳しいなぁ。鈴猫はどう思う?」

鈴猫「流行るのは無理だと思う」

悠「鈴猫でも駄目だったか」

ともき「鈴猫さんに甘えるのやめろ」

悠「甘えたいとしごろなんだにゃん」

ともき「なぐりてぇ……」

鈴猫「ま、まぁまぁ……」
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