ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(10/14/夜)ー

ともき「あ゛ー……のどい゛だい゛……」

悠「どうした?」

ともき「ツッコミ疲れだよ!」

優日「それでもまだ突っ込むのが職人芸だね」

ともき「芸じゃない……」

悠「彼にあまーいカルーアミルクをさしあげて」

ともき「せめてアルコールないものにしろ」

悠「じゃあ、ミルク」

碧「ミルクお待ち」

ともき「いいけどさ……」

悠「スティックシュガー何十本?」

ともき「自分で鼻から吸ってろ」

悠「シュガーも三本でトリップするらしいぞ」

ともき「何情報だよ」

悠「昔なんかの本で読んだ。」

優日「糖分の取り過ぎで幻覚見ただけじゃない?」

ともき「それはそれで確実にヤベェよ」

悠「核施設はヤベェ?」

ともき「……」

悠「あ、ごめん。面白くなかった?」

優日「悠はおもしろくないこと言いまくってナンボじゃない」

悠「面白い事しか言わないよ!」

ともき「それは嘘だ」

悠「またまたぁ」

ともき「何がだよ……」

真桜「聞きたくないことを聞かないようにしてるだけなの」

悠「なにやつ!!」

優日「真桜ちゃんと楓子ちゃん」

楓子「師匠、近藤さんお送りしてきましたやよ」

悠「御苦労」

ともき「近藤さん泊まってたのか?」

悠「あぁ、ちょうど休みだったらしい」

真桜「父親の話しが出るたびに逃げてたなの」

悠「え?」

ともき「こいつシラを切り通す気だな」

楓子「照れていらっしゃるだけですよねやよ」

悠「腕立て30回してろ」

楓子「はいやよ!いち、にっ……」

ともき「やめてやれよ」

優日「本当に言うとおりにするんだね」

楓子「十三、もちろん、十四、ですやよ」

真桜「アホだがこういうのは使い道がいくらでもあるからいいなの」

ともき「黒いこと言わない」

楓子「さんじゅ……ふぃー、いい汗かいたですやよ」

真桜「体育会系は無駄に元気だから困るなの」

悠「スポーティな秋だろ。」

優日「秋宵月だしね!」

真桜「あぁんなの?」

優日「幼女に啖呵切られたけど……これは可愛いね」

悠「あー?」

優日「可愛くないわぁ」

ともき「コイツに可愛さを求めちゃダメだろ」

悠「可愛いだろ」

ともき「やかましいわ」

真桜「いつまでも油売ってないでお前もさっさと帰ってこいなの」

悠「あー、前向きに検討するよ」

楓子「それでは失礼しますやよ」

ともき「……楓子ちゃんはしっかりしてるよな」

悠「あれはふた足早く社会人してるからな」

優日「悠が子供なだけじゃない?」

悠「へへっ」

ともき「褒められてないからな」
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