ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(10/12/夜)ー

悠「ふりかけって何が好き?」

鈴猫「えっ?し、シャケ?」

悠「しゃけかー、シャケも美味いよな」

鈴猫「だ、たよね?」

悠「……」

鈴猫「……」

ともき「いや、唐突な質問の意味はなんだ?」

悠「聞いてみただけだが?」

ともき「……」

鈴猫「そ、そっかー」

ともき「見ろ。鈴猫さん、めっちゃ反応に困ってるだろ」

悠「えっ?なんで?」

鈴猫「え、いや……」

優日「悠は話題のチョイスがおかしいんだよねー」

悠「そうか?なら、株価の話しでもするか?」

ともき「できるのか……?」

悠「すぅすぅ……」

ともき「うぉい」

悠「おおぅっ……いきなり睡魔が」

優日「それじゃあ、鈴猫さんをテーマにトーク」

鈴猫「ぶっ!!」

悠「おっ、久々に吹き芸」

ともき「芸扱いするなよ」

鈴猫「わ、私でって……」

悠「髪切ったよな?」

鈴猫「あ、うん。毛先をちょっとだけだけど……よく気がついたね」

悠「うん、まぁ、髪の事は敏感だから」

ともき「気がつかなかった……っていうか、なんでそれを先にいわなかった?」

悠「え、言った方が良かったか?」

ともき「少なくともふりかけの話しよりかは全然いいだろ」

優日「これが考え方のズレなんだろうね」

ともき「人として軸がぶれてるんだろうな」

悠「だれがひねくれ過ぎで一回転するほどねじ曲がってるだ!」

ともき「いってないがその通りかもな」

悠「まさかの墓穴」

優日「いつも掘ってない?」

悠「墓穴掘らなくても墓穴に叩き落とされそうになる時が多々ある。このまえは神姫に肘鉄されてな、あの時は首から頭が落ちるかと思った」

ともき「墓穴に叩き落ちるって言うか……断頭?」

悠「あながち間違いじゃないそのワードが怖い」

優日「鈴猫さん、対抗してどうぞ!」

鈴猫「しないよ?!」

悠「やめてくれぇ~、やめてくれぇ~、やさしく殺してぇ~、優しく殺してぇ~……サントリー!サントリー!」

ともき「恐怖でおかしくなってる」

鈴猫「しないから!しないからね!」

悠「鈴猫は振り下ろすより打突き壊すのが得意だもんな」

鈴猫「角打頂肘は確かに得意だけど」

優日「つまり……心臓破裂狙い!!」

悠「やめてくれぇ~、やめてくれぇ~、やさしく殺してぇ~、優しく殺してぇ~……ビタミンしぃー!ビタミンしぃー!」

ともき「サントリーとビタミンCの繋がりはなんだ?」

悠「はぁ?なにいってんの?」

ともき「……」

優日「おおっと、ここで凶器でお馴染ガラス製の灰皿登場だぁー!!」

鈴猫「や、やめようよ。ね?」
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