ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(10/11/夜)ー

悠「おれのことどう思う?」

鈴猫「……は、はひ?」

悠「なんか知らないが皆がおれは娘を襲いそうなやつだというんだよ。鈴猫はどう思う」

鈴猫「あ、あぁ……そういうこと……」

悠「どういうこと?」

鈴猫「えーと、悠は……ちょっと誤解されやすいだけだから気にしなくていいと思うよ」

悠「誤解されやすいだけで殺されかけたんだけど」

鈴猫「……」

ともき「お前、これ以上とない100点満点の答えを返してもらってその言い草か」

悠「今の満点?」

優日「悠をフォローするのは猛毒で大炎上状態で狂竜病発症してるくらい無理だよ」

悠「うちけしの実と解毒剤と秘薬飲めや!!」

ゆえ「あいてむなんぞつかってんじゃねー……」

悠「まさかのバルバルバルバトス」

ゆえ「ばるがおおい……」

ともき「コイツらは……」

鈴猫「な、仲良くていいよね」

金剛「アンタは何でも悠の味方だな」

悠「金剛はときどき大きく裏切るよな。柏なんぞと一緒にいるから。大きく裏切るよな柏と一緒にいるから」

ともき「なんで二回言った」

悠「だいじなことだかりゃーっ!!」

ゆえ「おなかいっぱいたべたい、おなかいっぱいたべたい、おなかいっぱいたべたい……」

鈴猫「あの。流れ星的なのじゃ……ないよ?」

ゆえ「そう、なんだ……」

鈴猫「あぁ、どうしようシュンとしてる」

ともき「無視していいですよ…。」

悠「あっちの大きい人にお願いしてみろ」

金剛「お前が金を払うんならいくらでも肉持ってきてやるよ」

ゆえ「おにくだいすき……!」

悠「勘弁してこの子はティガレックスやイビルジョーなんて目じゃないのよ!常時お肉大好き、一心、はらぺこ【超】が発動してるんだから!」

ともき「分かりやすく言え」

悠「生肉でもこんがり肉でも食べて回復するうえプラスα効果まで発動するけど恐ろしい速度で消化していく」

ゆえ「あたしのいぶくろはぎんがだ……!」

鈴猫「カロリーメイトで良かったらあるけど食べる?」

ゆえ「ごくんっ!いただきます……」

鈴猫「呑んだ!?」

ともき「そしていただきますが遅い!」

悠「ちゃんと噛んでから食べなさい」

ゆえ「みす……」

金剛「一日どれだけ飯食うんだ?」

悠「うちはいま大きな炊飯ジャーを三つ起動しているんだが……まぁ、それは朝炊いて昼炊いて夜炊いてる」

ともき「毎食毎食で消化してんのかよ!」

悠「余りの米の消化量に精米機買ったからな。米は梔子姉さんにガンガン送ってもらってる」

ゆえ「しんまいがおいしいです……」

悠「おれが空気で酒が飲める人間なら、ゆえは米で米が食えるタイプだよ」

金剛「俺もひとの数倍は食うがそこまでではないぞ」

悠「新、ゆえの胃袋は本当にブラックホールなんだよ」

ゆえ「てれり///……」

ともき「その二人が身近にいるんだ、そりゃ食費がビックリすることになるのが分かるな」

悠「ホントだよ。」

ゆえ「ごめんね……」

悠「育ち盛りなんだからバンバン食べていいんだぞ」

鈴猫「甘い……」

ともき「親馬鹿……いや、馬鹿親か」

金剛「ちょろいなぁ……」
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