ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(10/9/夜)ー

悠「ガララララッ……ゴクッ!」

ともき「飲むな!」

悠「あー、口の中痛い」

ともき「何がどうなったらそんなに頬が張れる?」

悠「神姫に平手されたら」

ともき「あぁ、納得した」

ゆえ「おたふくかぜみたい……」

悠「風邪のがマシな痛みだよ。ガラララ……ゴクッ!」

ともき「だから飲むなって」

紅「さっきから何してるんだ?」

ともき「口の中の傷を酒で消毒してるつもりだろ」

悠「正解」

ともき「見てて気持ち悪いからやめろ」

悠「気持ち悪いか?」

ゆえ「せーふ……」

悠「娘がセーフだから問題なし!!」

紅「舐めてるな」

悠「ゆえを舐めたことなんてないぞ」

ゆえ「なめたい……?」

悠「YESっていったら非難が殺到しそうだから食べちゃいたいくらいかわいいっていっとく」

ともき「気持ち悪い」

悠「口を開けば気持ち悪いって連呼しなさんな!!」

ゆえ「きもかわいい……」

紅「ゆるキャラみたいだな」

ともき「コイツのどこが緩いんだか」

悠「ゆるキャラは決してゆるくないと知れ」

ともき「ああ、頭は緩そうだ」

悠「ここ以上堅い部位は無いぞ」

紅「確かに悠の頭は鋼鉄だしな」

ゆえ「あいあんへっど……」

悠「でへっ」

ともき「これでも可愛いか?」

ゆえ「きもかわいい……」

悠「カッコいいっていってもいいんだぜ」

ゆえ「すぅすぅ……」

悠「天使の寝顔」

ともき「そうじゃないだろ」

ゆえ「おぉっすいまがいきなり……」

悠「風みたいで乗り移ったみたいな可愛さだな」

紅「いってることの半分も分からないが……さすがにそろそろ殴ってでも目を覚まさせるべきじゃないか?」

ともき「手遅れな気もするけどな」

悠「台風が来なかったからおれだってやさぐれるよ」

ともき「いままでの発言はやさぐれてたのか。頬腫れてる癖に」

紅「うっとおしいやさぐれ方だな。頬腫れてる癖に」

悠「頬が腫れてるのは関係ないでしょう!」

紅「台風が来なかったぐらいでやさぐれる方がどうなんだよ」

ともき「確信ついたな」

悠「おれだから許せ」

紅「そうだな」

ゆえ「おとーさんだからしかたない……」

悠「よしっ!」

ともき「いや、良しじゃないだろ」

悠「ところでキリン亜種にようやく出会えたんだけど」

ともき「……」

ザスッ!
悠「いてえ?!頬突いたら駄目っ!」
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