ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(10/8/夜)ー

白巳「すぅすぅ……」

ゆうな「気のせいかな」

悠「なんだ?」

ゆうな「ゆえがいると白巳は起きてるけど、私と一緒だと寝てる時のが多い気がする。」

悠「気のせいだろ」

ゆうな「なーんだそっか!」

ともき「親子で単純か」

悠「シンプルイズベスト」

ゆうな「シンプルプラン!」

悠「いただきましたっ!」

ともき「うん、分からん」

悠「スペックだよ。」

ともき「知らん」

悠「ということでゆうなには翡翠をやろう」

ともき「どういうことだよ」

翡翠「……」

ゆうな「んー、白巳とも真桜嬢とも違う大人しい香りがする」

ともき「どんな香りだよ」

ゆうな「……幼女臭?」

ともき「犯罪臭い!」

翡翠「…わたしくさい?…」

悠「いい匂いだぞ」

翡翠「…やっ///…」

ぐいぐい
悠「おっ、おっ?なんで押されてる?」

翡翠「…はずかしいこといった…」

ゆうな「幼女ってかわいいよね」

ともき「幼女って言うのやめなさい」

ゆうな「さっ、お姉さんのお膝おいで~」

翡翠「……」

ゆうな「どうしよう、微動だにしてくれない。嫌われてる?」

悠「世界中の人間が嫌ってもおれは好いてやるよ」

ゆうな「お父さん……今はそんな話ししてない」

悠「ぐふっ……」

碧「再起不能」

澪「脆いな」

ともき「一撃必殺だったようだ」

翡翠「…おひざ、いいの?…」

ゆうな「もろち……もちろん!」

ともき「とんでもない噛み方し無かったかいま?」

翡翠「…よいしょ…」

ゆうな「あらもー、可愛いーー!これ、もってかえるーー!」

ぎゅー!
翡翠「…うぎゅー…」

ともき「おい、娘がお持ち帰り宣言してるぞ」

悠「ひとつつんではははのためー、ふたつつんではちちのためー……」

碧「……賽の河原いってないかこれ?」

澪「石積んでるんだな」

悠「たてるぜー……ぴさのしゃとう……さくらだふぁみりあー……」

ともき「石で何を建築する気だコイツ」

悠「てめーこらぁ……くずしてんじゃねーぞ、やんのかおらー……」

ともき「石崩しにきた鬼に喧嘩売ってないか?」

悠「ハッ?!あーびっくりした。やたら美系の人面犬にヘソを舐めまわされる夢を見ていた」

ともき「なにからツッこんだらいいか俺には手に負えないな」

碧「ともきが負えなくなったら誰にも無理だろ」

悠「おい、ゆうな」

ゆうな「なに?」

悠「翡翠を離してやれ。乳に挟まって窒息する前に」

ゆうな「ハッ!?」

翡翠「…ぷはっ…」

悠「……感想は?」

翡翠「…みわくのもちもち…」

ともき「この子も結構タフだな」
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