ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(9/23/夜)ー

悠「連休最終日だけあって高速は朝からドン詰まりだったっぽいぞ」

ともき「高速使って何処かいってたのか?」

悠「いいや、行ってないよ。なぁ?」

ゆうな「いってないね。娘として驚きを隠せない」

悠「あー?今日散々あそんでやっただろ」

ゆうな「うん」

悠「お、おぅ…」

ともき「なんで、ひるんでる」

悠「いや、遊んでもらってないとかいいだすと思ってたから」

ゆうな「朝から今までいっしょだったから楽しかったよ」

悠「なにいってんだか」

ともき「顔がにやけてるぞ」

寅「キモいな」

悠「んだとゴラァ!」

寅「やんのかオラァ!」

ゆうな「お父さんに10ウォン!」

ともき「ウォンて…」

千夜「悠に五万」

ともき「えっ?」

寅「あ゛?」

悠「なんでおれに賭けた……あと、喧嘩はしないけどな」

千夜「ぽっと出の外野が勝てるわけ無いと思っただけだ」

寅「いってくれるじゃねーかよ。デコ野郎」

楓子「はいやよ?」

悠「違う違う、お前じゃない」

楓子「失礼しましたやよ」

ともき「居たのか…」

悠「ゆうなの護衛として頑張ってる。ゆえには不要だろうから」

ともき「なか入ればいいのに」

悠「本郷を真似てるんじゃねーの?」

千夜「誰がデコだ、腐れあみこみ野郎が」

寅「あ゛ぁ゛!?」

ともき「おい、止めて来いよ」

悠「死神と虎の間に入ってなにしろと」

ゆうな「倒しちゃえ」

悠「そんなにおれがぼろ雑巾みたくされるところをみたいのかお前は」

ゆうな「……ちょっとだけ」

悠「みたい気持ちがあるんかい!」

千夜「うるせぇぞ、貞子野郎!!」

寅「黙ってろや、貞子野郎!!」

悠「おい、おれに対する暴言は息あいすぎだろ、お前ら」

ともき「多分、図解にすると悠は共通の標的なんだろうな」

悠「共通に愛されてるのならともかく、敵としてなんて何も嬉しくないんだが」

ゆうな「100人組手?」

悠「無理」

碧「お前は四日間ぶっとうしで喧嘩できるんだろ」

悠「こういう時だけ思い出したようにいうのやめてくれないかな?本気で犯すよ?舌入れてトロ顔見てやろうか!」

碧「この超ド級変態が!」

ともき「ああいう所見てどう思う?」

ゆうな「本人が楽しんでるんなら……いいんじゃないかな」

悠「達観したように、慈悲深く呟くな!」

千夜「ちっ、萎えた」

寅「あーあ、つまんねーの」

悠「なんでおれが悪いみたいな空気になってんの?ねぇ?」

ともき「言行動を振り返ってみろ」

悠「過去にとらわれてると前に進めないぞ」

ゆうな「お父さんが一番しつこくとらえてるよね」

悠「……」

ともき「確信を突かれて黙るなよ……。」
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