ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(9/20/夜)ー

拳二「うぉぃっす!」

バシンっ!
悠「痛いし、うるさいっ!」

ともき「ども」

拳二「おう。昨日はサンキューな」

悠「あー?」

ともき「月見セットのことだろ」

悠「あぁ」

拳二「キャバ嬢におおうけしてたぜ」

悠「てめぇ……ひとがやったものをキャバでふるまうとはどういう了見だ!せめて、おれもつれてけや!」

ともき「おい」

悠「まぁ、冗談は置いといて」

碧「ウソくせぇ」

悠「嘘じゃないさ。タバコの匂いがキツイ所はいただけない」

拳二「ゲーセンだってタバコ吸うやついるだろ」

悠「最近のゲーセンは禁煙だっての、まあ、おれがいってるところは完全に喫煙Okな場所ばかりだが」

ともき「つまりなにがいいたい?」

悠「キャバより、美味い酒が飲めて綺麗な人が居て安い場所がいいといいたいのだ」

ともき「ないだろ」

拳二「俺ぁ、ひとつ思い浮かんだ」

悠「おれもだ」

拳二「三日月だろ」

悠「正解」

拳二「あそこはまた今度としてなんだったらおっぱぶ(おっぱいパブ)に連れてってやろうか」

悠「おっぱいなら家にいっぱいある」

ともき「最低だな」

悠「……ちっぱいもあるでよ?」

ともき「余計に悪化してる。」

碧「いつか淫行で捕まるぞお前」

悠「うちの隣の奴じゃあるまいしねーよ」

拳二「女は二十歳過ぎてボインじゃねーといただけねぇよ」

悠「動物園のゴリラゾーンにでもいってこい」

拳二「おっぱぶでゴリラタイムっていうのがあってな、女の子を膝に乗せて吸い放題だ」

悠「ああ、抱えてる恰好がまるでゴリラの抱っこみたいだと……って、やかましいわ!」

ともき「よくいまのでそこまで推理出来たな」

悠「名探偵だなんて、そんなそんな」

碧「迷探偵の間違いだろ」

悠「へんっ!」

ともき「わけがわからん」

拳二「こいつがワケ分からんのは昔からだぜ……」

悠「しみじみいうな」

拳二「それでも今のほうが大分まともだけどな。」

悠「お前は昔からババコンガだったがな」

ともき「……ラージャンじゃないか?」

悠「ラージャンはおれが好きだからダメ」

ともき「好みの問題かよ」

拳二「ふんっ!」

ゴンッ!
悠「んがっ?!」

拳二「とりあえず馬鹿にしてるってことだろうから殴っとく」

悠「うおぉ……首がっ、めり込むかと思うほどの衝撃……」

拳二「いてぇのは俺ぁの拳だ。この石頭」

悠「頭蓋骨なめんなっ!」

ともき「いや、なんかおかしい」

悠「痛いわぁ……脳がシェイクされて、気持ち悪い……」

ともき「芯にまで届くんだな」

悠「金剛も似たような威力だが単発の威力はコイツのが恐ろしいんだよ」
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