ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(9/19/夜)ー

悠「あー……疲れた」

ともき「今日は朝から学校来てなかったな」

悠「朝から色んなところに月見団子&饅頭を配ってた」

寅「店のことを放置してるの多いくせに何してんだ」

悠「店もちゃんとゃってるっーの!」

寅「最近おまえがまともに店番してたところみたことねぇけどな」

悠「そんな頻繁に来てるのか?」

寅「おまえの店の近くで用心棒やってんだよ」

悠「真面目だな。うちの用心棒なんて寝てる方が多いのに」

寅「あれはただの大食いペットだろ」

悠「ペット(性玩具)とか……」

ともき「お前なんかいまおかしなこと想像しただろ」

悠「ペットって性玩具のことかとは思った」

碧「変なこととかじゃなく臆面もなくいいやがったぞコイツ」

寅「物事を一度下半身に通さないとダメなんだろ。」

悠「ひとを下半身が本体みたいに言うな」

ともき「間違いでもないんだろ」

悠「……ときどき」

寅「こんなのが茶屋やってんだから世も末だ」

悠「茶屋やってようがパイロットしてようがエッチしたいときはしたいだろうが!」

ともき「何と戦ってるんだお前は」

悠「世間……かな」

寅「迫害されちまえ」

悠「親類からは迫害されてますが何か?」

ともき「返事に困るからやめろよ」

悠「えっ?何が、何で?」

鈴猫「こんばんは……あ、悠いた」

悠「あー?」

鈴猫「お団子ありがとお母さん喜んでたよ」

悠「ああ、わざわざ礼をいいにきたのか?」

鈴猫「だって……携帯でないでしょ?」

悠「持ってきてすらねぇよ!」

ともき「威張ることじゃないぞ」

悠「ふふんっ」

寅「……」

ゴッ!
悠「ぎゃぴっ!」

鈴猫「ちょ!?」

澪「がっつり後頭部にはいったな」

寅「勝ち誇った顔に殺意が芽生えた」

碧「しかたないな」

悠「ぐぉぉ……目玉が前に飛び出すかと思った」

鈴猫「だ、大丈夫?」

悠「目が飛び出てなかったら」

ともき「出てねーよ」

悠「ほんとに?サードアイとか開いてない?」

ともき「第三眼開くことあるのか?」

悠「まだ、ない」

寅「今後あるようないい方するな」

悠「サードアイは無理かもだが目玉が飛び出すことはあるかも知れん」

ともき「極々普通に生きてたらあり得ないよな」

悠「他人の普通は普通じゃないことが多々あるだろ」

寅「おまえは根本的に異質だけどな」

悠「希少だなんて……照れるだろ」

寅「おまえの中だと異質は希少なのか?」

悠「希少種とかはだいたい異質だろ」

ともき「いや、違うだろ」

悠「ほら、スライムとメタルスライムみたいな」

ともき「微妙に……いや、かなり分かりにくいぞ。その例え」

悠「普通レウスと銀レウスくらい違うってことだよ!!」

ともき「それと異質と希少は全然違うだろ」

悠「だよね。自分でもごり押し無理があるとは気がついてた」
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