ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ー小鳥遊邸:広間(9/15/夜)ー

悠「ぶはっ……あー、回収してきたぞ」

真桜「お疲れなの」

悠「ったく、誰だ醤油のストックを車庫になんて置いといたヤツわ!」

真桜「おまえなの」

悠「……だったっけ?」

真桜「そーなの。部屋の物置だと分からなくなるから車庫のところに置いとこうっていって持ってったなの」

悠「……」

真桜「末端性記憶障害かなの」

悠「違うといいたい」

真桜「……真桜と結婚するといったのも忘れたかなの」

悠「それはしていないと断言しておく」

真桜「チッ……なの」

悠「舌打ちになのをつけるなよ」

真桜「減るもんじゃなし冗談くらいのれなの」

悠「それに乗ったりして万が一ボイスレコーダーとかもたれてたら取り返しがつかなそうだからな。おまえは頭が良すぎるし」

真桜「この恰好のどこにそんなもの持てるって言うなの」

悠「……ぱんつの中」

真桜「残念はいてないなの」

悠「ぱんつ着用義務!」

真桜「前向きに検討するなの」

悠「政治家の言い回し」

真桜「つまり不問なの」

悠「おまえがいうな!」

ゆうな「私はゆうな!」

ゆえ「あたしはゆえ……」

白巳「白巳ー!!」

悠「はいはい、スタンバってたから分かってるよなんだ」

ゆうな「タオルもってきたよー」

ゆえ「たおるもってきたー……」

白巳「きたー!」

悠「なんで全員ハンドタオルなんだよ。ひとりくらいバスタオル持ってきなさい」

恋「あー、こらこら、上がろうとするなバスタオルなら持ってきた」

悠「あー……さんきゅ。ところで上がるなとはどういう了見だだ。わっざわざ雨を浴びながら醤油とってきたおれに」

恋「傘をさせといったろう!」

悠「か……さ?」

恋「ええい、いいから身体を拭いて即刻風呂に行け!」

ゆうな「おとうさんは醤油取りにいったの?濡れにいったの?」

悠「7:3で濡れにかな」

恋「阿呆じゃな」

悠「みんなで外出るか?」

ゆうな「出たい!」

ゆえ「はしる……!」

白巳「るー!」

真桜「やめいなの」

恋「やめんか!!」

悠「怒られたからやめとけ」

ゆうな「じゃあ、モンハンしよ!」

悠「風呂入った後でな」

ゆうな「お父さんお風呂長いぢゃん」

悠「半身浴一時間」

真桜「ただ本読んでるだけだろなの」

悠「うん、結果的に半身浴になってる」

ゆえ「はんしんよくってたてはんぶん……?」

悠「それは厳しすぎるな」

恋「それを維持するのは不可能じゃろ」

ゆえ「あきらめたらでっどえんど……」

ゆうな「諦め=死!」

悠「覚悟があれば大丈夫だ。例え明日死ぬと分かっていても覚悟があるから幸運なんだ!!」

真桜「いいからさっさと風呂行けなの」

ゆえ「おとーさん、ほわいとすねいくもいれたげて……」

悠「あー、わかった。おいで」

白巳「わきゃー!」
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