ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】2

ーラスタ・ラヴー

悠「第八百一回即興リングネーム~~」

「「「……ぁん?」」」

悠「DJ:RIKUOHばりの小粋なリングネームをつけてください。最初は……戌塚!」

戌塚「俺?」

紅「倒れぬ強犬(きょうけん)」

千夜「あぁ…そーゆーのか、傷の迷犬(めいけん)」

澪「えーと…暴れ困犬(こまいぬ)」

美喜「犬」

戌塚「アンタだけなんか違うぞと?!」

悠「じゃあ、紅。」

紅「てゆーか、俺の場合、紅があだ名であり、ストリートネームであり、リングネームなんだけどな」

澪「やっぱり、昔の名で赤棒の皇。」

千夜「うざオサゲ」

戌塚「千夜、それはただの悪口だぞと」

千夜「……ふん」

美喜「死番バッター」

戌塚「血染め床(レッドカーペット)だぞと」

紅「はは、なんか悪そうな名前ばっかりだな。まぁ、赤ならいいけど」

千夜「意味がわからねぇ。」

悠「じゃあ、千夜ちゃん。」

紅「黒の死神」

澪「刺脚(しきゃく)」

美喜「戦闘料理人(バトルコック)」

戌塚「えーと…冷血…痛」

千夜「蹴るぞこら」

戌塚「既に殴ってるぞと……」

千夜「蹴ってはねぇだろ。」

美喜「ちょっと、暴れるなら表でやってよね。」

悠「じゃあ、美喜いってみるか。」

美喜「はぁ?私はいいわよ。」

「「「……ジャージオーナー(だぞと)?」」」

美喜「……」

悠「じゃあ澪に…」

美喜「待ちなさい!私はジャージ以外ないわけ?」

悠「ある」

美喜「まともなヤツでしょうね。」

悠「過敏姫。」

美喜「ひゃう!?って、触るな!」

悠「ぶっねぇ?!お、おま、アイスピック投げるな!洒落にならんだろ!」

美喜「チッ…」

澪「マジ舌打ちだ…」

紅「はは。美喜の手の速さもさながら、悠の回避力も大したもんだ。」

千夜「……」

悠「えーと、気を取り直して、澪の…」

澪「悠のリングネームいってみますか。」

美喜「そうね。色情魔でいいんじゃない。」

稲葉「全身精液男」

柏「腐れ外道」

柳「暴走機関車(ミスターノーブレーキ)」

悠「お前ら…どっからわきやがった。っか、喧嘩売ってるんだよな。」

稲葉「じゃあ、種馬とか?」

悠「人を動く性器みたいにいってんじゃねぇ!!」

稲葉「そう言えば…ここのドアが開き難かったけど、まさか……ドアを妊娠…」

悠「いや、流石に無機物はちょっと……って、アホか!」

紅「~~~」

千夜「おい、こいつ大丈夫か?なんか急に肩震えだしたぞ」

戌塚「さぁ…だぞと。」

澪「紅さんって結構笑い上戸なんですよ。」

美喜「たぶん今のやりとりがツボに入ったのね。」
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