ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(9/4/夜)ー

悠「そうだ……ガタガタいうな。ひと通りの見てダメならダメでいいってんだろ。夜中に火炎瓶投げ込まれたくなかったら、はいかイエスで返事しろ。もしくは舌噛んで死ね。じゃあな」

碧「いったい誰に電話してた」

悠「ちょっと野暮用だ」

ともき「けっして野暮な内容の会話じゃなかったけどな」

悠「盗み聞きいくない」

碧「そんな大声で怒鳴ってたら表まで聞こえるぞ」

悠「外は大雨ザーザーザーザーだ。」

ともき「……そうだな」

悠「冷たい。まるでコイツは液体窒素みたいに冷たいぜぇ」

碧「一回頭からかぶって大人しくなれ」

悠「おれはターミネーター2に出てくる液体金属じゃないからそんなことしたら死んじゃうよ」

優日「うそくせぇ!」

悠「いきなり現れて山田奈緒子口調でウソくせぇとはなんだ!」

ともき「ホントいきなりだな」

優日「なんか世界が一巡して新しくなって感じだよね」

悠「ホントになぁ」

ともき「なんの話しをしてる?」

悠「いつかは何のことか分からなくなる話し」

ともき「……は?」

悠「気にするな。例えちょっとした手違いでここに居た人物が電話先にもいたなんてことが起こったなんて世界があったのかも知れないって話しだ。」

ともき「……いってることわかる?」

碧「俺も不可解なことや現象を見て来たけどコイツがぃってることは何一つ分からない」

悠「真実には辿りつけなくなっただけだ」

優日「メイド・イン・ヘブンなのかゴールドエクスペリエンスなのかハッキリした方がいいよ」

悠「おれ、承太郎」

優日「いいとこヌケサクじゃない?」

悠「なかにいたのはおでぇぇ?!」

ともき「それで気が済んだかおまえら?あと中途半端な部分を抜粋するなよ」

悠「ヌケサクはDIOにバラバラにされるのが最大の濡れ場だろ」

ともき「見せ場!そんな濡れ場みたくないだろ!」

悠「つまり他の濡れ場なら見てみたいと」

ともき「おまえ一回外で頭濡らして来い」

悠「いいけど」

ともき「あぁ、無意味だった……。」

優日「寒いのは無理なのに、雨は良いって変だよね」

ともき「変じゃないところを見つける方が難しい」

悠「失礼だな、激おこぷんぷん丸だ」

ともき「チッ!」

碧「チッ!」

澪「チッ!」

優日「地獄の業火に焼かれろ」

悠「総すかんに加えて呪いの言葉まで吐かれたけど、慣れっこだから気にならない」

ともき「無駄に心強ぇ……」

悠「まぁ、でも毎日枕濡らしてる可能性もあるけどな」

ともき「そんな誰も得しない話し聞きたくなかった」

優日「よだれってオチでしょ?」

悠「うん」

碧「……」

澪「アイスピックはやめとけって、致命傷にならないから」

悠「あれ、威力が上がればいいって言うのはおかしくないかな?」

ともき「俺もおまえが泣くまで殴りたくなってきた。」

悠「HEEEEYYYYあァァァんまりだァァァァ!」

優日「消火器とかどうかな、ぶつけても痛そうだし」

ともき「割れた瓶とかでいいだろ」

碧「出刃包丁」

澪「スピリットぶっかけて着火」

悠「殺す気満々かおまえら…」
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