ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】2

ーラスタ・ラヴー

悠「なぁ、ともきよ。」

ともき「なんだよ。」

悠「子供は男の子と女の子どっち派?」

ともき「……」

悠「つかさ似が前提ならやっぱり女の子か?それともともきの憂いさにつかさの優しさを掛け合わせた……」

ともき「帰る。」

悠「おいおい。怒るなよ別にからかってる訳じゃないんだぞ。」

ともき「なら、酔っぱらいの戯言か?」

悠「ひゃひゃひゃ。そうだ。そうだ。酔っぱらいの戯言だ。だから、後にはなにも残らんさ。ひゃひゃひゃ。」

ともき「……その笑い方やめろ」

悠「いいじゃ無いか酔ってるんだから。」

ともき「お前が本当に酔ってるわけないだろ!」

悠「異なことを、俺とて飲めばようさ。ただ、それが素面かどうか判りにくいだけさ。」

ともき「どの口がいう。どの口が。」

悠「そう邪険にするな。酔っぱらいだから若い子の話を聞きたいのさ。」

ともき「同い年だろう…。」

悠「んで、男、女、筋肉、漢女(おとめ)どれがいいんだよ。」

ともき「男でも女の子でも……今、後半おかしな選択し無かったか?」

悠「何の事だ?」

ともき「質問を質問で返すな。……性別の話だよな?」

悠「あぁ。」

ともき「俺は?」

悠「男」

ともき「お前は?」

悠「男」

ともき「つかさは?」

悠「女」

ともき「鈴猫さんは?」

悠「女」

ともき「……金剛さんは?」

悠「筋肉」

ともき「千夜は?」

悠「男」

ともき「崇さんは?」

悠「男」

ともき「ローガンさんは?」

悠「筋肉」

ともき「炎銃さんは?」

悠「おと…もとい筋肉」

ともき「……」

悠「……」

ともき「摩耶くんは?」

悠「男の娘」

ともき「救急車呼ぶか?」

悠「結構、大丈夫だ。」

ともき「はぁ……と言うか、悠こそどうなんだ。」

悠「ん~にゃにが~?」

ともき「子供だよ。悠だって興味あるだろ。っか、そのわざとらしい口調やめい。」

悠「子供…子供なぁ。」

ともき「あれ、あんまり興味無いのか?」

悠「うーん……まぁ、なんっーか、変な話。真桜が居るしな。」

ともき「秋宵月ちゃんって…」

悠「ほら、態度や性格はアレでも結構可愛いしな将来的には形だけでも養子にしてもいいかと思ってる」

ともき「へぇ…けど…。」

悠「まおは断るだろうなぁ。秋宵月家の再建は諦めないだろうし。そうなると…海、星凪、翡翠あたりがいいかな。」

ともき「いや、娘みたいなじゃなくて、実際にはどうなんだ。」

悠「俺に似なきゃどっちでもいいさ。」

ともき「似なきゃ?」

悠「俺みたいなのが増えると面倒だろ。」

ともき「そうだな。手がつけられなくてやることが無茶苦茶で…

悠「いっひっひ。そのとおり。」

ともき「けど、悠に似てるならいい子だろ。」

悠「……ふん。酔っぱらいをからかうな。」

ともき「酔っぱらいならわすれるだろ」
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