ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(9/2/夜)ー

悠「……」

後楽「うぃー、もう一本!」

碧「……いいのか?」

悠「いいよ、出してやってくれ。痛風になって死ねって言いながら」

ともき「奢るのに呪いの言葉を吐きながらなんだな」

悠「いや、こいつのことを一つだけ見直したがそれを調子づかせたのがミスだったと今頃後悔しているおれも、こういうことを予期できなかったのが情けないと思って候」

ともき「ひと言の間に詰め込めすぎて文章がおかしくなってるぞ」

後楽「けひゃひゃひゃ!!」

碧「酷い酔いどれだ」

ともき「なにを見直したんだ?」

悠「このカス狸は表面だけでなく、女であると全般に口説ける覚悟があるところ」

澪「それ聞いただけだと全然、見直せるポイントがわからない」

悠「おれも女は好きだがやっぱり可愛いとか美人が良い。だけどこのボケ狸は女であるなら愛を注げるというその覚悟にかな」

ともき「思いっきりボケだのカスだのいってるけどな」

悠「見直したよりも、今は殺意と憎悪が波紋乱渦疾走(トルネーディオオーバードライブ)中だ」

澪「ツェペリか」

ともき「結局ツェペリなんだな」

悠「まぁ、本当にツェペリなら波紋カッターでそこのドクズ狸をバラしてる」

後楽「げひゃひゃひゃ!!」

澪「……もう完全に壊れてないかコレ?」

悠「ものは頼みなんだが痛風になって苦しめと呪ってくれ」

碧「俺は呪術師じゃねーぞ!」

悠「じゅじゅちゅっし?」

碧「呪術師っていっただろ!勝手に噛んだ風に脚色すんな!」

悠「台風来るのかな」

碧「無視か。おまえ中心に暴風を発生させてやろうかコラ!」

ともき「……(悠を中心に発生させても本人には被害がないんじゃないかな)」

悠「そういうことは出来るのか?」

碧「……氷柱を降らせるとかは出来る」

ともき「そっちのがエグイな」

悠「ああ、けつに氷柱を入れられたみたいだ」

碧「本当に刺してやろうか…」

悠「え、そういう趣味?」

碧「……」

ともき「あまりの怒りに顔面蒼白ってるからやめろよ」

悠「わかった、わかった。抱っこしたげるからおいで」

碧「後生だからヤツを殺させてくれ」

澪「殺しは犯罪だから駄目」

悠「物騒だな」

ともき「おまえが原因だけどな」

悠「ちょっとストレス発散にからかっただけなのに」

碧「その倍の勢いでこっちのストレスがうなぎ登りだよ」

悠「あっ……鰻食べたいな。っか、魚食いたいな」

ともき「自由だな…」

悠「てんぷら、刺身、焼き鳥、トンカツ……」

ともき「後半、鳥と豚が混じってるぞ」

悠「女体盛りとわかめ酒」

ともき「風俗店で注文しろ」

悠「ちなみに幼女だとワレメ酒……」

ともき「稀に見る本気のドン引き発言だな……」

悠「でも、リアル幼女は抱いたことないからセーフだよ」

ともき「おまえの中では、な」
45/100ページ
スキ