ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(8/30/夜)ー

悠「うーむ、徐倫ばっかり使ってるが……もっと幅広く使っていった方がいいのかな」

ともき「使いやすいキャラを極めてったらいいんじゃないか?」

悠「うーむ……」

紅「っていうか、悠って格ゲー苦手なんだろ?」

悠「苦手だがジョジョは好きだから腕前を愛でカバーする」

紅「おー」

ともき「いや、適当言ってるだけだから」

紅「わかってる。だから俺も話半分に返事した」

悠「うぉい!」

ともき「正解だよ、それ」

悠「ともきまで……そういうこというと犯したくなるだろ」

ともき「一回頭開いてもらえ」

悠「やめろよ。ただでさえ裂くって言葉聞いたらおでこが痛いんだから」

崇「そういえば切られたらしいな。」

悠「崇……」

紅「崇さん、ちゃーす。」

ともき「ども」

悠「誰に聞いた」

澪「俺が話した」

崇「いやいや、お前がついに自傷趣味にでも目覚めたのかと思ってな」

悠「発狂しても喉かきむしる気は起きねぇよ」

ともき「それは別のものだろ」

崇「それで治ったのか?」

悠「縫って今日糸抜いて来たよ」

紅「相変わらずデタラメな身体だな」

悠「っか、本当なら縫う必要なかったんだよ。だけど、駒裡さんがどうしてもって言うから病院行ったら案の定、柳のジジイに採血はされるは縫われるわのコンボだよ」

崇「少しぐらい血を抜いたほうがすっきりするだろ」

悠「どうせ抜くなら別のもの抜いてすっきりしたいよ」

紅「アバラとか?」

悠「痛ててっ……なんか、一瞬めちゃくちゃな痛みがお腹に走った……。肋を引っこ抜かれたような痛み」

ともき「普通に死ぬだろ」

悠「別にアバラの一本がなくったって死にはしないだろうけど……痛いだろうな」

崇「想像できないな」

紅「崇さんでもですか?」

崇「砕く感覚や手応えは分かるが引っこ抜くっていうのはちょっと分からんな」

悠「ヤル側の話しかよっ!」

ともき「どっちもどっちだけどな」

崇「それよりお前らはもう夏休みも終わりだろ。こんなところでブラブラしてていいのか?」

悠「ギャングの代表にそんなこと心配されるとは思わなかったよ」

紅「ってか、俺の場合、別に学校あっても無くてもいつもと変わりませんし」

ともき「俺もこれといって心配ごとはないですね……。休みが終わるのは少し寂しいですけど」

崇「……」

悠「……」

崇「そうか。」

悠「おれ、なにもいってないけど?」

崇「聞く必要……あるのか?」

悠「なんでないことが前提なんだよ!!」

崇「どれだけ痛い目にあった?」

悠「えーと……数えきれないくらい。って、そうじゃねーよ!」

ともき「宿題したのか?」

悠「ゆえが昨日終わらせたよ」

ともき「本当に娘にやらせやがったよこの野郎」

悠「ちゃんと代わりに炊飯ジャー三つ分の炊き込みご飯とから揚げ五キロ、バケツプリン(Ver2.4)をごちそうした」

紅「それ、全部喰ったのか?」

悠「見事に食ってたよ。しかも朝飯に」

ともき「……つまり昼は昼で食べたと?」

悠「イエス、アイアム!」

崇「聞いただけでもなかなかの見ものだな。今度動画に納めといて見せてくれ」
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