ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(8/17/夜)ー

悠「だるい」

ともき「なんかしたのか?」

悠「梅干し漬けてた」

亮「ばあちゃんみたいだな」

悠「せめて爺さん言えよ……だれが爺さんだ!」

亮「俺はバアさんていっただけだろ」

ともき「なんでもいいけど、どのくらい漬けたんだ?」

悠「大きめの甕、まるまるふたつ」

ともき「壮大な量だな」

亮「えっ?」

ともき「亮でなくて量な」

悠「亮がボケた」

亮「やっちゃったと後悔してるよ今」

悠「なんでだよもっと弾けろよ爆弾岩のごとく」

ともき「それ自爆だろ」

悠「自爆だな」

亮「それは悠の得意分野だろ」

悠「いつからおれはヒイロになった」

亮「なんで色の話にになったんだ?」

悠「緋色じゃねーよ!」

ともき「なんだか、亮がボケるって珍しいな」

悠「ちょっと見ない間に成長しやがって」

亮「お前はどういう立ち位置の人間なんだ」

悠「ミステリアス&ダンディなイケメン?」

ともき「まだまだ暑いけど、すこし日が落ちるのが早くなってきたよな」

亮「そうだな」

悠「THE・ハンドか?THE・ハンドがおれのセリフを削り取ったのか?んん?」

ともき「戯言いってるから無視していいのかなって」

悠「無視は止めなさいよ!」

亮「どういう返事をしたら正解なのかが見えないんだよ」

悠「もっとギャルゲーやって選択肢を見極める力を蓄えろ」

亮「それを得てもこの先役に立つ気が全くしないんだか」

悠「千草のご機嫌とるときに役に立つ」

亮「……ほう」

ともき「惹かれるなよ。嘘っぱちなんだから」

悠「失礼な。エロゲマスターのおれは選択肢の見極めも完ぺきだぞ」

ともき「その割にはフラグへし折りまくりだろ」

悠「三次元にフラグなんて落ちてないよ?」

ともき「なら、さっさと二次元に帰れ」

悠「入れるもんなら入ってるよ!でも、モニターが邪魔なんだよ!」

亮「なんかもう会話が異次元だな」

悠「あーあ、空から女の子降って来ないかな」

ともき「バルス」

悠「滅びの呪文を唱えるな。」

亮「仮に落ちてきたとしても受けても腕逝くよな」

悠「急に現実的なこと言いやがって…………まぁ、でも折れるよな。蹴り返すんなら別だけど」

ともき「思いっきりトドメ刺す行動だろソレ」

悠「っか、別に落ちて来なくても可愛い子と出会えたらそれでいいんだけどね」

ともき「さんざん出会ってるだろ」

亮「可愛いかは分かんないけど月美で良かったらもってっていいぞ」

ともき「おい、兄のセリフとしてどうだソレ」

悠「いやぁ、おれとしては全然貰ってもいいんだがうちに幼女が集まると隣から変なのが寄ってくるからな……あと後楽が居るから教育上よくない」

ともき「真桜ちゃんはどうなる」

悠「あれは精神的には大人だからセーフ。」

亮「悠のが子供っぽいしな」

悠「永遠の中二だぜっ!」

ともき「ときどきおっさんだけどな」
28/100ページ
スキ