ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(8/16/夜)ー

悠「……豪雨が降るってニュースで見てたけど……実際目の当たりにすると半端ないな」

ともき「だな」

紅「ゲリラ豪雨って言うんだっけな」

悠「あぁ、っかここ水没しないだろうな」

澪「最悪浸水する程度だ」

悠「……よくよく考えたら立地としては最悪だもんな。雪が降ると閉じ込められたり階段が氷結したり、夏は熱気がこもる」

紅「いまさらだけどな。」

ともき「夏はどこも暑くて、冬はどこも寒いもんだろ」

悠「なんか優等生っぽい発言だな」

ともき「だれしもが思うことを口にしただけなんだが」

紅「悠、対抗して」

悠「とてちてた」

ともき「……」

紅「……」

悠「……こっち見んな」

紅「残念だったわ」

悠「うるせぇー!」

ともき「とてちてたってそもそも何だよ」

悠「機関のやつらに嗅ぎつけられるから、俺の口からは何とも……」

ともき「一人称を漢字表記にしてまで壮大な嘘ついてんなよ」

悠「よく漢字表記にしたの分かるよな」

紅「二人の会話が分からん」

悠「このことも深くかかわると機関の奴らが……」

ともき「どこのなに機関だよ」

悠「……トーマス」

ともき「そりゃ機関車だろ」

悠「今のはおれもないと思った」

ともき「「あり」な回答のがないだろ」

悠「千回に一回くらいは出るし!」

紅「宝くじみたいだな」

悠「ふっ」

ともき「いや、かっこつけた意味が分からん」

悠「もっと『』をつけて喋ろうか?」

ともき「どこのマイナスだ」

悠「おれはどっちかっていうとXYZかな」

紅「XYZ?なんだそれ」

ともき「アルファベットの最後、つまり後がないって意味だろ」

紅「あぁ、なるほど」

悠「ふふん」

ともき「っていうか、それはシティーハンターだろ」

悠「緑色にひかーる♪」

ともき「それはキャッツアイ」

悠「しまっていこーぜ!」

ともき「それは木更津キャッツアイ……っていうか、もういいよ。原型が無くなってるし」

紅「いやー、スゲェな。よく一個一個を処理できる」

ともき「疲れるよ」

悠「なに突かれたいって?やだもう、ともきったら大胆///」

ともき「紅、バット」

紅「ほい」

ブンッ!ぴっ…!
悠「ひんっ……か、かすった……。いまかすったよ!?」

ともき「頭がなくなったら喋らなくて済むだろ」

悠「ともきがSAN値ゼロな発言してる!」

ともき「俺は至って冷静だ」

悠「いつものともきに怖いこと言われた!っか、実行された」

紅「……俺もやりたい」
スッ…

悠「混ざろうとすんな!新しくバット抜くな!このマジシャンやろう!」

紅「いや、収納にコツがあるだけだって」

ともき「いや、コツて……」
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