ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8
ーラスタ・ラヴ(8/15/夜)ー
崇「ふぅーー……」
悠「なんだ、疲れてんのか?」
崇「普通だ」
悠「普通か」
崇「お前はヒマそうだな」
悠「そーなんだよー。ヒマでヒマで……」
氷室「そんなに暇なら出かけてはいかがですか?」
悠「今の時期は人が多いからなぁ」
崇「年中休みの時期は人が動く」
氷室「心理ですねぇ。といっても、私もここ最近は暇していますが」
悠「氷室さんこそ出かけたりしないのか」
氷室「そうですね……富士山に登ってみたいです」
悠「へぇ、それは予想外だ」
崇「お前……山になんか興味があったのか?」
氷室「自然は好きですよ。剣山くらいしか上ったことありませんけど。後は世界遺産に登録されましたし」
崇「そうだったな。」
悠「崇は山にハイキングな趣味は?」
崇「ないな」
氷室「悠さんはどうですか?」
悠「おれはジジイに拉致られて恐山に放置されたことなら有る。軽装のガキがひとりでひっしに下山したんだぞ」
氷室「小さいころから鍛えられてたんですね」
悠「ただの拷問か鬼畜の所業だよ!」
崇「でも生きてるじゃないか」
悠「あたりまえだっ!死んでたまるか!」
崇「生存本能が凄いというのかな」
氷室「揺るがぬ精神力を得るための行動だったのかもしれませんよ」
悠「なんでジジイをフォローするながれなんだ」
崇「そういうつもりでもないが」
氷室「山だとなにか悠さんのトラウマを起動させてしまいそうなので海はどうですか?」
崇「カタギに気を使わせる」
氷室「あぁ、そういえば崇も背中に掘ってましたね。」
悠「後楽といい拳二といいお前といい……おれの知り合いはそんなんばっかか!」
崇「別にそうだとしてもお前と海に行く機会はないだろ」
悠「そういういい方されたら意地でも行きたくなるんだが」
氷室「見事な天邪鬼っぷりですね。もしくはツンデレ?」
悠「べ、べつにあんたと一緒に海に行きたいって訳じゃないんだからねっ!暇だから、そう!暇だからいってあげるんだからねっ!」
崇「楽しいのか、ソレ?」
悠「あー……ハートがブレイクしそう」
氷室「海の方は平気なようですね」
悠「いや、海は海でいろいろあるぞ。断崖絶壁から突き落とされて生死の境をさまよったことだろ、映画とかに出てくる無人島ほどではないけど無人の小島に放置されたり」
氷室「夏の思い出というやつですね」
悠「どう聞いても殺すつもりだろ」
崇「でも生きてるじゃないか」
悠「死んでたまるかって怒りがおれを突き動かしたんだと思う」
崇「昔から死なないようになってたんだな」
悠「死なないんじゃなくて必死に生きてんのっ!!」
氷室「ふふっ、悠さんは本当に愉快だ」
悠「おれにしたら笑いごっちゃないんだけど……。」
氷室「でも、そういう目に遭っていながら高所恐怖や海に入れなくなったりしなかったんですね」
悠「恐怖の臨界点を飛び越えたらもう何も怖くないな状態になるじゃん。おかげで飛行機も船も山も海も怖くない」
氷室「立派に育ったということですね」
悠「それは違うからっ!」
崇「ふぅーー……」
悠「なんだ、疲れてんのか?」
崇「普通だ」
悠「普通か」
崇「お前はヒマそうだな」
悠「そーなんだよー。ヒマでヒマで……」
氷室「そんなに暇なら出かけてはいかがですか?」
悠「今の時期は人が多いからなぁ」
崇「年中休みの時期は人が動く」
氷室「心理ですねぇ。といっても、私もここ最近は暇していますが」
悠「氷室さんこそ出かけたりしないのか」
氷室「そうですね……富士山に登ってみたいです」
悠「へぇ、それは予想外だ」
崇「お前……山になんか興味があったのか?」
氷室「自然は好きですよ。剣山くらいしか上ったことありませんけど。後は世界遺産に登録されましたし」
崇「そうだったな。」
悠「崇は山にハイキングな趣味は?」
崇「ないな」
氷室「悠さんはどうですか?」
悠「おれはジジイに拉致られて恐山に放置されたことなら有る。軽装のガキがひとりでひっしに下山したんだぞ」
氷室「小さいころから鍛えられてたんですね」
悠「ただの拷問か鬼畜の所業だよ!」
崇「でも生きてるじゃないか」
悠「あたりまえだっ!死んでたまるか!」
崇「生存本能が凄いというのかな」
氷室「揺るがぬ精神力を得るための行動だったのかもしれませんよ」
悠「なんでジジイをフォローするながれなんだ」
崇「そういうつもりでもないが」
氷室「山だとなにか悠さんのトラウマを起動させてしまいそうなので海はどうですか?」
崇「カタギに気を使わせる」
氷室「あぁ、そういえば崇も背中に掘ってましたね。」
悠「後楽といい拳二といいお前といい……おれの知り合いはそんなんばっかか!」
崇「別にそうだとしてもお前と海に行く機会はないだろ」
悠「そういういい方されたら意地でも行きたくなるんだが」
氷室「見事な天邪鬼っぷりですね。もしくはツンデレ?」
悠「べ、べつにあんたと一緒に海に行きたいって訳じゃないんだからねっ!暇だから、そう!暇だからいってあげるんだからねっ!」
崇「楽しいのか、ソレ?」
悠「あー……ハートがブレイクしそう」
氷室「海の方は平気なようですね」
悠「いや、海は海でいろいろあるぞ。断崖絶壁から突き落とされて生死の境をさまよったことだろ、映画とかに出てくる無人島ほどではないけど無人の小島に放置されたり」
氷室「夏の思い出というやつですね」
悠「どう聞いても殺すつもりだろ」
崇「でも生きてるじゃないか」
悠「死んでたまるかって怒りがおれを突き動かしたんだと思う」
崇「昔から死なないようになってたんだな」
悠「死なないんじゃなくて必死に生きてんのっ!!」
氷室「ふふっ、悠さんは本当に愉快だ」
悠「おれにしたら笑いごっちゃないんだけど……。」
氷室「でも、そういう目に遭っていながら高所恐怖や海に入れなくなったりしなかったんですね」
悠「恐怖の臨界点を飛び越えたらもう何も怖くないな状態になるじゃん。おかげで飛行機も船も山も海も怖くない」
氷室「立派に育ったということですね」
悠「それは違うからっ!」