ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(8/13/夜)ー

悠「暑い……蒸し暑い」

紅「ここ最近は地獄級の暑さだよな。ここにいても暑い」

澪「そもそもここは地下だから暑さは地上以上だろ」

炎銃「もっとエアコン利かせろよ」

悠「ついでにビール」

炎銃「俺の注文にかぶせんな!」

悠「まさかこんなことで怒られるなんて!!」

炎銃「お前の行動はいらいらさせるんだよ」

悠「なかなか酷いよね。」

紅「いつものことだろ」

悠「そうなんだけどな」

ともき「もう日常化し過ぎてるぞ…少しは否定しろよ」

悠「ほむ……いや、ふむ。じゃあ、祭はいったい何にムカつく?」

炎銃「お前の存在」

悠「おれは祭のこと好きだよ」

バスッ!

炎銃「気持ち悪いんだよボケ!」

悠「危ねぇ……普通にかすった……」

ともき「よく避けれたな…」

悠「避けなきゃ痛いじゃん」

ともき「そういう気持ちのあり方だけで避けれるものなのか?」

炎銃「そいつの相手してると自分の命中率に疑問がでてくる」

悠「確実に急所は捉えられてるよ。うん、さっきのだって目の側かすってったし」

紅「躊躇なく目狙ってたんだな」

炎銃「とうぜんだ」

悠「怖いわぁー」

ともき「俺もそう思った……」

澪「ていうか、店内で発砲すんな」

悠「おれもチン射の命中率はなかなか」

炎銃「へっ、粗チンが」

悠「待て、それは聞き捨てならんぞ」

ともき「そこに食いつくなよ」

悠「おれの機関銃がバカにされたんだぞ?」

ともき「やかましいわ!」

炎銃「豆鉄砲だろ」

悠「おーし、だったらホテル行くか!見せてやるよおれのセクスカリバー」

紅「どうする?」

炎銃「死んでも行くかボケ。見せたかったらそこで脱げ撃ち抜いてやるから」

悠「今ヒュンってなった……」

ともき「少しは落ち着いていいんじゃないか?」

悠「落ち着くか!」

紅「でもよー、炎。悠のはなかなかでかいぞ。ドラえもんの手みたいに」

ともき「前から思ってたけどその例え辞めた方が良いぞマジで」

紅「じゃあ、やっぱりエイトフォーか」

炎銃「スプレー缶か」

悠「ドヤ!」

ともき「ドヤ……じゃないだろ」

炎銃「別に、興味ねぇ」

悠「ですよねー……あれ、なんか辛くなってきた」

紅「暑いからな」

悠「そうじゃねーよ。」

紅「っていうか、悠からして炎銃は守備範囲なのか?」

悠「控えめにいって全然女として見てる」

ともき「控えてソレか」

炎銃「舌噛んで死ね」

悠「……神姫とはまた違った罵声なんだよな」

ともき「お前、大丈夫か?明らかになんか扉開けてないか?」

悠「まだ大丈夫だ。」

ともき「まだ、ってことはいつかは開くのか……」

悠「あー……たぶん、大丈夫」
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