ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】2

ーラスタ・ラヴー

澪「はい、オレンジジュースどうぞ」

月美「ありがとうございます」

美喜「月美ちゃんは良い娘ね。ただ……」

亮「ん?」

美喜「似てないわね。」

亮「ほっといてくれ。」

美喜「それに……」

悠「あん?」

美喜「こーゆー、獣みたいな男とは関係を持たすと教育によく無くない?」

悠「誰が獣だ。」

亮「……」

悠「亮もなんで黙る。」

亮「あぁ、スマン。つい…」

悠「ついって…お前らいったい俺をどんな風に普段見てる?」

亮「姓に敏感なナマケモノ?」

紅「夜は発情狂猫?」

澪「人格及第点?」

美喜「天然夢遊病」

稲葉「種馬…全身チ○コ…あ、動く精液袋!」

悠「お、お前ら~~」

ともき「おい、月美ちゃんが居るんだから発言を自重しろ」

月美「ともきお兄ちゃんなんで耳ふさぐの?なにも聞こえないよ?」

ともき「はい、ごめんね。」

悠「あ、月美ちゃんは普段俺をどんな風に見てる?」

月美「ん~っと~自由人!」

悠「……」

「「「ぷっ…」」」

悠「よーし、月美ちゃん。何かして遊ぼうかー!自由人だから、どんどん遊んであげるぞー!」

美喜「吹っ切れたわね。」

澪「はは…」

月美「けど、何して遊ぶの?」

悠「ん~小学生っていえばやっぱり…ごっこ遊びかママゴトかな?」

ともき「お前はいつの時代の人間だ?」

悠「いやいや、ママゴトなんか情操教育にはもってこいだろ。」

美喜「アンタが言うと胡散臭いわね…」

悠「あ、バカにしてるな…よし、じゃあ、紅!ちょい耳かせ。」

紅「ぁん?………はぁ。まぁ、わかった。」

悠「よし。じゃあ、情操教育にいいママゴトをやるぞ。」

配役:おくさん(紅)
配役:酒屋(悠)


紅「酒屋さん。いつもありがとうございます」

悠「いやいや、奥さんのためなら、何でもやりますよ。」

紅「やだ。酒屋さん。こんなオバサンをからかって」

悠「からかってなんかいません!俺、奥さんが…」

紅「あ、ダメよ。私には旦那が……」

ともき「やめんかい!」

悠・紅「「痛!」」

ともき「情操教育以前に根本的に間違ってんだよ!子供に妙なもんを見せるな!」

美喜「月美ちゃん。アイス食べる?」

月美「食べるー!」

澪「はぁ、セーフ…」

悠「じゃあ、ごっこ、ごっこ遊びでいこう。稲葉!」

稲葉「はいはい。」



配役:八百屋(稲葉)
配役:不動産屋(悠)


稲葉「いらっしゃいませ~新鮮なお野菜ありますよ」

悠「うおっほん、奥さん」

稲葉「あ、小鳥遊不動産の…」

悠「そろそろ考えてくれましたかな?」

稲葉「なんど来られてもこの店は主人が残してくれたた店で手放す訳には…」

悠「やれやれ…ご主人が残されたのはそれだけではありますまい。多額の借金」

稲葉「それは…」

悠「奥さんの態度次第ではそちらの面倒をみても……」

稲葉「態度?」

悠「貴女も大人ならわかりましょう。ぐっふ…痛ぇぇ!!」

ともき「まっくのっうち!まっくのっうち!」

紅「おぉ、デンプシー」

亮「ともき強ぇ……」
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