ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(8/4/夜)ー

悠「夜もあつくなってきたなぁ」

紅「そういや、悠ン家の近くって昨日って花火祭りだったんじゃないか」

悠「あー……そうだったかも。」

ともき「かも?」

悠「昨日は朝から夜中までうろついてたから」

ともき「夏休みを満喫してるんだな」

悠「本当に満喫してたら女と一日中エロいことしてるっての」

ともき「それは爛れてるっていうんだよ」

紅「爛れてるだってよ」

悠「爛れたいわぁ。」

鈴猫「こんばんわ」

六花「ちぇいーす」

悠「爛れたいわぁ」

鈴猫「はい?」

ともき「無視してください」

六花「火傷でもしたいの?ライターであぶろっか?」

悠「誰が焼け爛れたいなんかいった」

六花「違うの?」

悠「違うからライターを向けるな」

鈴猫「火遊びはダメだよ」

六花「火遊びじゃなく火焙り」

悠「上手いこといってんじゃねーぞ」

紅「~~!!」

悠「そっちはそっちでうけてんじゃねーぞ」

鈴猫「はは…っ。」

ともき「どうかしました?」

悠「日焼けして痛いんだろ」

鈴猫「えっ……どしてわかったの?」

悠「腕」

ともき「腕?」

悠「腕の裏の色が違う。鈴猫の店だとアスファルトの照り返しで逆側が焼けたんだろ。気がついて日焼け止め塗ったけどちょっと遅かった。だから、今焼けてる部分がひりひりしてる」

鈴猫「すごい全部正解」

悠「ふふん、おれには超推理の能力があるからな」

六花「今一瞬で判断したと?」

悠「まぁな」

ともき「っで、本当は?」

悠「照り返しが怖いって自分でラジオでいってただろ。」

鈴猫「……あぁ、そういえば」

六花「なーんだ」

紅「それでも焼けてるとかは分かんないだろ」

悠「分かるよ。おれも似たような事になってるから、風呂入るとめちゃ痛い」

紅「超推理が聞いてあきれるな……」

ともき「いや、それでも超推理って名目で種さえ明かさなきゃ充分驚くけどな」

悠「現代の江戸川乱歩と呼んでくれ」

紅「江戸川コナン?」

悠「頭脳は子供、身体は大人って……なんでやねん」

六花「じゃあ、あたしシャーロックホームズ」

悠「ミルキーホームズにしちゃあデカイな」

ともき「シャーロックっていっただろ」

悠「おれはネロが好きだ」

ともき「知らんし聞いてない」

六花「誰がデカイだ!!」

悠「遅いしでかいだろ!おれよりタッパあんだろ」

六花「やーい、チビ」

悠「うぉぉぉ!お前はおれを怒らせた!!」

紅「落ちつけよ」

悠「黙れ巨人族!」

ともき「確かにこの中では一番でかいな……」

紅「金剛の旦那には負けるよ」

悠「あれは超人だから別種なんだよ」

六花「いっとくけどね!鈴猫さんのおっぱいのが大きいんだからねっ!」

鈴猫「ちょっ///」
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