ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8
ーラスタ・ラヴ(7/29/夜)ー
悠「あぁー腕がだるい……あっ、自家発電のし過ぎじゃないよ」
ともき「なんも聞いてねぇし」
紅「~~!」
澪「大爆笑が一名」
悠「軽いことで笑ってくれる子はいい子」
ともき「こういうので笑うのはどうかと思うけどな……」
紅「いやー、はは」
千夜「……お前変な筋肉の形になってないか」
悠「にゃん?」
千夜「チッ」
悠「舌打れた……。」
紅「言われてみれば……確かに」
ともき「筋肉が変てどういうことだ?分かるのか?」
千夜「ある程度は……な。おい、脱げ」
悠「やぁん。」
千夜「チッ……ブチ殺すぞ」
悠「すっごい小さい声なのにハッキリとブチ殺すって聞こえた」
紅「甚平だから、すぐに脱げるのがいいな」
悠「おれは脱ぐより、脱がす方が好きなんだけど……。はらりっ」
ともき「気色の悪い脱ぎ方すんな」
紅「下にメッシュのタンクトップ着てるのもムカつくしな」
悠「好きなものを着させろや!!」
千夜「ほら、ここの筋肉だ」
ガスッ!
悠「痛っ……え、なんで殴ったの?ねぇ?」
紅「あー、確かに変なところにコブできてるな」
ともき「よく分かんないんだが」
紅「えーとな、普通は背中から肩へそして二頭筋、そして腕へと膨れるけど悠の場合は、ここ肘の近くがふくれてるだろ。」
悠「最近素振りしまくってたからな……。こっちにも筋肉が育ってるんだわ」
千夜「フォームが崩れるぞ」
ともき「フォームなんてあるのか?」
悠「そりゃあるよ。極端にいうとしたらパワーヒッターでない摩耶が金剛と同じような動きでパンチしたって痛くないって感じだ。逆に言うと摩耶みたいに筋肉がなくてもスピードと切れで途轍もない一撃を繰り出せたりする。」
ともき「つまり……筋肉がなくても強い一撃はだせるのか?」
千夜「まるっきりなかったら話しになんねーし、今のは例えが悪い。」
紅「金剛の旦那も摩耶君も特別と特質仕様だしなぁ。」
悠「えー……」
紅「いや、だって俺だって旦那の動きしても摩耶君の動きしても同じような威力は出ないもんなぁ」
千夜「例えるなら……亮と寅だな」
紅「空手とボクサーってことな。同じように人を殴るんでも中身は全然違う。まぁ、めんどくさいから説明はしないけど」
ともき「そこはしてくれよ……。」
悠「あー……どうしてもいい例えが思い浮かばない!」
千夜「お前じゃ無理だ」
悠「できるし!」
ともき「無理だと思う」
悠「……野球だってフォームをいきなり変えるわけじゃないだろ。なんども振ってひとつの形をつくるだろ。一本足打法とかを形にして打つんだよ」
ともき「あぁ、幾分かマシになった。けど、それと筋肉の着き方が変とどうつながるんだ?」
千夜「筋肉が大きくなって体格が変わるとフォームが崩れてパワーが伝わりにくくなるんだよ」
ともき「筋肉が上がればパンチもパワーアップするんじゃないのか?」
紅「伝えるのが難しいんだよ。各筋肉で発生したパワーをひとつにまとめあげ一瞬で拳に伝える。普通車にチューンアップしたハイパワーエンジンを乗せたらどうなる?大きな力ほど制御(コントロール)が難しいだろ。それを操るテクニックがいるってこと」
ともき「分かりやすい」
悠「それを踏まえたうえで、全身が筋肉で覆われてる金剛のパンチは受け止めたらすっごいことが起こるぞ。」
ともき「……どうなる?」
悠「やすやすと打ち抜かれるかガードしたうえでガードしてないくらいの衝撃と痛みが走る。金剛は防御ごと粉砕、摩耶は防御無視。同じようでまったく異なる守備貫通って感じだ」
悠「あぁー腕がだるい……あっ、自家発電のし過ぎじゃないよ」
ともき「なんも聞いてねぇし」
紅「~~!」
澪「大爆笑が一名」
悠「軽いことで笑ってくれる子はいい子」
ともき「こういうので笑うのはどうかと思うけどな……」
紅「いやー、はは」
千夜「……お前変な筋肉の形になってないか」
悠「にゃん?」
千夜「チッ」
悠「舌打れた……。」
紅「言われてみれば……確かに」
ともき「筋肉が変てどういうことだ?分かるのか?」
千夜「ある程度は……な。おい、脱げ」
悠「やぁん。」
千夜「チッ……ブチ殺すぞ」
悠「すっごい小さい声なのにハッキリとブチ殺すって聞こえた」
紅「甚平だから、すぐに脱げるのがいいな」
悠「おれは脱ぐより、脱がす方が好きなんだけど……。はらりっ」
ともき「気色の悪い脱ぎ方すんな」
紅「下にメッシュのタンクトップ着てるのもムカつくしな」
悠「好きなものを着させろや!!」
千夜「ほら、ここの筋肉だ」
ガスッ!
悠「痛っ……え、なんで殴ったの?ねぇ?」
紅「あー、確かに変なところにコブできてるな」
ともき「よく分かんないんだが」
紅「えーとな、普通は背中から肩へそして二頭筋、そして腕へと膨れるけど悠の場合は、ここ肘の近くがふくれてるだろ。」
悠「最近素振りしまくってたからな……。こっちにも筋肉が育ってるんだわ」
千夜「フォームが崩れるぞ」
ともき「フォームなんてあるのか?」
悠「そりゃあるよ。極端にいうとしたらパワーヒッターでない摩耶が金剛と同じような動きでパンチしたって痛くないって感じだ。逆に言うと摩耶みたいに筋肉がなくてもスピードと切れで途轍もない一撃を繰り出せたりする。」
ともき「つまり……筋肉がなくても強い一撃はだせるのか?」
千夜「まるっきりなかったら話しになんねーし、今のは例えが悪い。」
紅「金剛の旦那も摩耶君も特別と特質仕様だしなぁ。」
悠「えー……」
紅「いや、だって俺だって旦那の動きしても摩耶君の動きしても同じような威力は出ないもんなぁ」
千夜「例えるなら……亮と寅だな」
紅「空手とボクサーってことな。同じように人を殴るんでも中身は全然違う。まぁ、めんどくさいから説明はしないけど」
ともき「そこはしてくれよ……。」
悠「あー……どうしてもいい例えが思い浮かばない!」
千夜「お前じゃ無理だ」
悠「できるし!」
ともき「無理だと思う」
悠「……野球だってフォームをいきなり変えるわけじゃないだろ。なんども振ってひとつの形をつくるだろ。一本足打法とかを形にして打つんだよ」
ともき「あぁ、幾分かマシになった。けど、それと筋肉の着き方が変とどうつながるんだ?」
千夜「筋肉が大きくなって体格が変わるとフォームが崩れてパワーが伝わりにくくなるんだよ」
ともき「筋肉が上がればパンチもパワーアップするんじゃないのか?」
紅「伝えるのが難しいんだよ。各筋肉で発生したパワーをひとつにまとめあげ一瞬で拳に伝える。普通車にチューンアップしたハイパワーエンジンを乗せたらどうなる?大きな力ほど制御(コントロール)が難しいだろ。それを操るテクニックがいるってこと」
ともき「分かりやすい」
悠「それを踏まえたうえで、全身が筋肉で覆われてる金剛のパンチは受け止めたらすっごいことが起こるぞ。」
ともき「……どうなる?」
悠「やすやすと打ち抜かれるかガードしたうえでガードしてないくらいの衝撃と痛みが走る。金剛は防御ごと粉砕、摩耶は防御無視。同じようでまったく異なる守備貫通って感じだ」