ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~8

ーラスタ・ラヴ(7/26/夜)ー

悠「暇だったから初音ミクのぬいぐるみを作ってみた」

ともき「……そうか。」

悠「あれ、もっとなんか感想ない?」

ともき「いや、普通によくできてるな」

悠「だろ、ツインテールの中に針がね入ってるから普通に稼働するんだぞコレ。」

紅「へー、なんでこういう才能をほかに生かせないんだろうな」

悠「はっはっは、才能の無駄遣いってヤツだ!!」

ともき「自分でいうなよ」

真桜「ぢゅ~るるるっ……そんなもん作ってるヒマがあるなら家の中の温度を一度でも下げる努力をしろなの」

悠「したじゃん!」

ともき「ほう、したと言い切った」

紅「ちなみに何したんだ?」

悠「むっちゃくちゃ頑張って真桜の部屋の窓の外に簾(すだれ)かけて日陰になるようにしたぢゃん!」

真桜「ありがとうなの」

悠「お、おう」

真桜「でも、その程度だと焼け石に水なの」

悠「なにその素直に上げて落とすやり口!この幼女こわいわー。」

紅「いいじゃん、ロリコンなんだし」

悠「せめて□リコンといえ!」

ともき「だから伏字になってねーっての」

悠「っか、何度言ったらわかる!□リコンじゃなくて□リもいける人だよ、おれは!!」

ともき「どっちにしろギリギリアウトだろ」

悠「いや、アウトっていうのは幼稚園児も射程内に置いてる隣人であって、おれは結構シビアに選ぶから」

ともき「いまなんかごっついこと暴露っただろ。」

悠「気のせいさ」

ともき「隣人て窈さんだろ……」

悠「おれはそこまで言ってない」

ともき「いったも同然だろ」

紅「ちなみにシビアに選ぶって何を?」

悠「めんどくさいガキは嫌い。」

真桜「ああ、アホ海とかなの」

悠「いや、別に海はめんどくさくないだろ」

真桜「真桜の中ではうっとうしいなの」

悠「……星凪は?」

真桜「言いたいことがあるならちゃんと喋れなの」

悠「……翡翠は?」

真桜「ぎりぎりセーフなの」

紅「しろへびは?」

ともき「白巳ちゃんだろ…」

真桜「あれはスタンドなの」

ともき「人間だよね?!」

悠「大概アウトってるじゃないか」

真桜「子供は理論的じゃないから嫌いなの」

悠「ガリレオみたいなこと言いだしちゃったよ」

ともき「けど、それをいったら子供みたいで理論的じゃないのが目のまえに居るじゃないか」

悠「……」

真桜「そこは寛大な気持ちで補正するなの」

悠「あれ、もしかしておれのこと言ってる感じ?」

紅「もしかしなくてもそうだろ」

悠「いや、おかしい。おれなんて超知的で理論的だろ。」

紅「ちなみに悠とい例外除いたらどうなんだ?」

真桜「一定で普通なの」

ともき「親友のデイジーは?」

真桜「は?だれそれなの」

ともき「さすがに酷過ぎるんじゃないか?」

悠「おれをガン無視してるお前らのがひどいわ」
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