ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~7

ーラスタ・ラヴ(7/13/夜)ー

悠「三連休開始したが暑い」

ともき「三連休は関係ないだろ」

悠「焦げそうだ」

千夜「服色変えて髪切れ」

悠「そればっかり……」

千夜「それが最大の理由だろ」

悠「これは遮光性能があるんだよ」

ともき「どう考えても集光だろ」

悠「ぺっ!」

ともき「ガラの悪い奴だな」

千夜「性格も悪い」

悠「だが、顔は良い」

ともき「……」

千夜「……」

悠「なんだその生ごみを見る目は」

ともき「いや、別に」

悠「そっちのは」

千夜「……」

悠「せめてなんか言ってよ!」

千夜「なんか」

悠「千夜お前、いつからそんな面白い返しが出来るようになった」

千夜「……うぜ」

悠「ですよね。そう返してくれるのが千夜君だわさ」

千夜「うぜぇ」

ともき「いつものことだけど、暑いとさらに倍加するな」

悠「ソレが癖になるんだよ」

ともき「癖になりだしたら終わりだろ」

悠「ともきのツッコミだって職業病みたいなもんだろ」

ともき「だれの職業がツッコミだ」

悠「ともき」

千夜「お前だろ」

ともき「千夜まで……」

悠「ところでさー……なにしてんの?お前」

六花「日がな一日焼けついた路上を眺めてつつ店番してて熱中症」

悠「元気じゃん」

六花「だるだる~……」

悠「ねっちゅーしょーか。じゃあ、キスしとくか?」

六花「キスしたきゃどーぞー」

悠「……なんで足突き出してくる?」

六花「犬になりたいんでしょー」

悠「そんな趣味は無いしお前全然元気だろ。」

六花「そーでもねーよぉー。ダルイ、あっつい」

悠「そうやって文句ばっかたれてるといまどきのジョシコーセーだな。リッカも」

六花「ジョシコーセーが文句しか言わないと思うなよぉー」

ともき「口の悪さならお前も一緒だろ」

悠「そんなことない。おれなんて暴言なんかはいたことないもん」

千夜「……」

ゴッ!
悠「痛っ?!む、無言で蹴られた」

ともき「どこが一番ムカついた?」

千夜「全部だが「もん」って部分だな」

ともき「あぁ、俺も同じだ」

悠「ひっどいわぁ……」

六花「あー……だるいー」

悠「突っ伏したまま動かないならイタズラするぞ」

六花「どーぞー。」

悠「マジで?じゃあ、遠慮なく……すーー、すーー」

ともき「……なにしてる」

悠「髪の匂い嗅いでる。この女特有の甘い匂いとシャンプーの香りに汗が混じって……いい。」

ともき「スマン、結構マジ気味に引いた」

悠「まだ、齧ってないからセーフだろ」

ともき「そもそも齧るもんじゃないだろ!」

六花「あーつーくーるーしーいーかーらやーめーてぇー」
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